戦後最大級の台風、ジャストミート。 |
2002年10月01日(火) |
朝、VOGUEに乗って出勤。本当は車で…と思ったけれど面倒なので、 VOGUE。この選択は間違ってなかった。多分、家に置いてたら、 転倒・水に浸かる・故障は目に見えてわかるくらいの雨量だったから。 職場の駐車場の片隅に置かせてもらう。シャッターも閉まるので、 どこよりも安全な場所に置くことができた。本当に幸運だった。
午前中は降るか降らないかといった空模様だったが、 午後になるとバケツの中の水を一気にぶちまけたような凄まじい豪雨となった。 雨が横殴りに降り続く。帰りは結局妹に迎えに来てもらうことにした。 駐車場までの距離はわずか20m。だがこの雨ではスーツがびしょぬれになって しまうと男性陣は眉をしかめていた。 結局は背広は脱いで、上からジャージを着たり、頭にビニ−ル袋(!)を かぶったりそれぞれ工夫をして何とか皮膚に水がつかないようにして、 颯爽と建物を出て行ったのを、私は窓の中から見てた。
電話をして1時間後に妹がやってきた。 車の中から見る外の景色は泥水に埋る、見慣れたはずの場所。 たんぼに落ちている車、サイレンを鳴らす消防車、通行止めを指示する人。 水をばさばさとかき分けながら進む。
家についたときにはもう、時計の針は7時を過ぎていた。 でもまだ、遠くてサイレンの音は鳴り続けている。
こんなに凄い台風はきっと、23才の夏、大分で体験したあの台風以来だ。
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