蛍桜

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気づいた頃にはこうだった

昔の日記を読んでて思い出した

私がみんなと遊びにいく時
ビリヤードやら、ボーリングやら、ダーツやら
とにかくなんでもいいんだけど
そういうのに積極的に参加したがらない理由が
そうなる原因がわかった

みんなに混じって楽しめばいいのに、
どうしていつも私は尻込みをするのか
自分でも不思議だった

結果、ボーリングもビリヤードも
いつもやらない、っていって影で見てた

それが、周りの空気を悪くしてるってわかっていながら
今の今まで繰り返してきた

で、昔の日記に答えがあった
2004年の日記

高校の時、うちのグループは7人グループだった
私は結構休んでたり、相談室に行ってたりしてたから
実質6人だったんじゃないかな
でも、修学旅行とか、遠足とか、そういうのには参加してて
遠足で行った遊園地での私の嘆きの日記を見てたら、その時に
「遠慮する」ことを覚えたんだなってわかった
遊園地って2人乗りのものが多いからね
みんなの中では、私を1人にさせるのが決まっていたとしても
口に出してはいけない暗黙のルールがあった
誰かが気を使って、「一緒に乗ろう」っていわなきゃいけない
そんな空気があった

そんな空気が嫌いだった
だからそんな空気になる前に
「私は乗らないから、みんなでいっておいでよ」
って言った

多分、これよりも前から
ずっと、そうだったんだと思う
今でも引きずっている意味はわからないけど
その輪の中に自分がいなくても成立すること分かってて
自分がいなきゃ成立しない輪だけを求めてる気がする

多分、自分はずっと嫌われているという前提がある
誰も私なんかと一緒に居たいわけじゃないんだっていう気持ちがある

突き詰めればそうかもしれないけど
私が楽しくしようとしなきゃ、みんな楽しくないよね
そんなの、分かってる

私が自分の意思を伝えないのも
突き通さないのも
多分、全部そう

誰かに嫌われてまで、突き通したい強い意志がないだけなんだけど
そうこうしてるうちに私は薄っぺらい人間になって
そんな薄っぺらい人間を人は遠目で見る

嫌われたくない、っていうただの被害妄想
人の気持ちは簡単に変わるから
ひとつのミスで、嫌われるかもしれないから
そうやって、逃げてきたけどさ
結局それで友達なんてできるわけもなかった

でも、よかったことは
空気が読めるようになったってことかな
遠慮ばかりしてた
人の顔色ばかり伺うようにしてた
だから、なんとなく、空気が読める
でもたまに読み間違えて自爆
あとからひとり反省会
それからしばらくは、自粛
そんな繰り返しだったけど

最近は
空気読み間違える→自爆→ひとり反省会→自爆
してる気がするよ

自粛することがなくなったな
意味ない、って思うようになったのかも

それでなくなってしまう人間関係なら必要ない
そういうのに、身を持って、気づいたのかもしれない



今日は取引先との忘年会
相変わらず気持ち悪いし
最悪な想像しかできなくていきたくないけど
でも、営業スマイルを持参して頑張るっす
2009年12月10日(木)

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