蛍桜 |
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にせものだからきっと届かない |
うまくいくことが怖いとか うまくいかないことが怖いとか そういうのはもう通り越していたみたいで 太陽を見るのが怖いとか 夜がくるのが怖いとか 自分の為に泣いてた日々も失くなった 今、上から植木鉢が落ちてきて死ねたらとか 誰か殺してくれたらとか そういうことを口に出して泣いてたら 「そんなドラマみたいなことあるはずないよ」って 笑って消えたあの人は誰だっただろうか 思い出せない 寒い冬に、バスに乗り込み 「同じ毎日の繰り返しはつまらない」と嘆いていたけど 毎日を歩むように決めたのは神様かもしれないけど それを同じ毎日にしたのは私だった 誰かを愛するとか、好きになるとか そういう感情は常に欠落していると思っていた 自分が可愛すぎて友達だって出来ないし 自分を好きすぎて守ってばっかだし ずっと殻に閉じこもってるのが自分らしいと思っていた だけどそこに殻なんてなくて 私は独りで居たわけじゃなくて 人ごみの中で、うずくまってただけだったみたい 「殻の中にいる」なんてカッコつけてたけど ただ世の中に立ってさえいられない カッコ悪いヤツだった 怖くて泣くことも出来ずに 笑う癖だけがついた 「最近の若者」と言われたくなくて ギャル文字も使わず 化粧も濃くせず 「普通」の子としてやってきた 今では当たり前に 「落ち着いているね」とか「大人だね」って 言われるようになったけど 要は何もないってことなのかな 面白みのない人間 毎日の満員電車とか、毎日の裏道とか、 自分の知らなかった場所が当たり前になっている恐怖 あの人が知らない私が増える恐怖 流れる時間と、重ねられる年齢 ノートをめくるように進んでいく 次のページは真っ白 また初めから書いていかなきゃいけない そこに過去のことを書いてもいいけれど もういない人に寄せ書きを頼むことは出来ないから どんどん無意味なページが増えていく恐怖 久々に聴いたPlasticTreeのプラネタリウム。 ボクの奥に鍵をかけた 痛みとかいろいろ閉じ込めた 夜空の上 鳴り止まない 囁く声に耳を塞いで 見上げているボクの前で 夜の粒子が星をみがく なんで僕が泣きたいのか やっとわかった 何 も な い ボ クは どこに行けばいいのかな? ずっとかわかない 涙がどんどんあふれた 嘘みたいな目覚めない星 手を伸ばして君だけ探すけれど にせものだからきっと届かない 何 も な い ボ クは どこに行けばいいのかな? ずっとかわかない 涙がどんどんあふれた あのね、 思い出は 痛いくらいきれいだから 鍵をかけていつまでも ボクに閉じこめなきゃ―。 ど ん ど ん 遠 く ど ん ど ん 遠 く 君 が い な く な る い な く な る |
2010年06月08日(火) |
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