蛍桜 |
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ふわふわ泣いた |
楽しい夢を見た 夢だったから楽しかったのか、 楽しいことだから夢に見たのか、は分からないけど まだみんなは私を好きでいてくれて まだみんなは私を待っていてくれて まだみんなは私を想ってくれていた 幸せだった うまくしゃべれない私を ずっと笑顔で見守ってくれていた 本当にどんくさい私を ずっと側で支えてくれていた 私がやりそうな失敗を先に見越して そっと包みこんでくれていた その笑顔が、とても優しかった 私の周りにたくさんの人が居た 私を見て微笑んでくれる人が居た 誰も私を責めなかった 優しく説明してくれた 「この世界では―――」 ずっと、この世界に居たいと願った 心地が良くて、とっても幸せで なんにも怖くない みんなと笑える でも、叶うわけなかった 目が覚めると訪れたのは絶望 だけど、気づいた そんなこと、あるはずないからこその夢だったんだ 私が今求めていたことはこういうことだったんだ ただの、現実逃避 それでも、夢で起こったことを辿ると 幸せになれた 朝の電車で少し居眠りした時も 幸せな気分のままだった 会社についてもあの夢が幸せだったって 心の底から思える みんながいて、私がいて でも、そこに居た私が 今の私だったのか、過去の私だったのか、未来の私だったのか は、もう気づいている だから今こうやって 日記に書き留めてる みんながいて、私がいて 幸せな夢だった 本当に ありがとう いつも偉そうなことばっかり言ってるけど 本当はもっと安らぎがほしい 本当はもっと素直に泣きたい 本当はもっと笑い合いたい 納得もしてない、理解もしてない わがまま言っていいなら言いたい どうしてって聞きたい 大人じゃない 強くもない 寂しい 自分を守るだけ守って、ないものねだり だけど、なんとか、自分を保って ガキじゃないんだし 弱くもないし 生きるのなんて簡単だ、って 笑っていられたらいいね |
2010年08月25日(水) |
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