ひとひらの想い

2004年01月03日(土) 失態

着付けに1時間もかかり(半分以上は帯で)
飛び出すように浅草へ出かけました。

この温かさと天気で、ものすごい人出。
うちの叔母が
「今は浅草はすたれちゃってダメよお〜」なんて
ほざいていたのが嘘のよう。
雷門からまっすぐ入ったのに、まったく前に進まない・・・。
やっとのことで境内へ辿り着いても、ニ礼ニ拝なんてやってる間もなく
人の頭ごしに、お賽銭を投げ入れる始末。
あの10円、ちゃんと賽銭箱に入ったのかな?

ぶらぶら歩いていると、いきなり黒いスーツ姿の男の人達に
行く手を遮られ、なんだ、芸能人でも来てるのか?
なんてふと横を見ると、そこには、今どき珍しいアイパー頭に
白のスーツに毛皮を羽織り、サングラスをかけたがたいのいい人が
手をポッケに入れて、悠々と歩いていました。
・・・・・。
さすが浅草。

夕方になり、今度は日暮里の居酒屋さんへ。
普段、飲めないので飲まないのだけど、友達が今年になってから
お酒を飲んでいない、というので付き合うことになったのですが
ジョッキ半分もいかないうちに、何やら胸が苦しくなり
息ぎれが・・・。
頭もくらくらして、立ち上がれない程に。
(目も充血して真っ赤だったらしい)

これはやばいと、店員さんに空いてる個室を借り、
友達に抱えられてなんとかそこまで辿り着き、
しばらく横になっていました。
どうも酔いが回ってしまった模様。
しかし、普通の人ならありえない状況です。
酔う程、飲んでいないのですから・・・。

1時間程休ませてもらって、やっと歩けるようになったので
外に出て風にあたったら、すぐに治りました。
あ〜、しんどかった。

普段、こんなにならないのに、これはもしや帯のせいか。
解きたくても名古屋帯の結びは、自分でちゃんと出来ないので
こんなことなら何千円か出して半巾帯、買っときゃ良かったと後悔の嵐。
正月早々、なんてこった。

日暮里の居酒屋さんのお兄さん、どうも有難うございました。
ウーロン茶一杯、飲ませてくれてありがとう・・・。

今年一年、こんな事で大丈夫なんだろうか。
少々、不安。


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