友達と4時間もしゃべっちまった。 お互い、かかえるものも増えましたな・・・。 10年前の私達は、もっとシンプルで何もなかった。 その日、これからのコトだけ考えていれば良かった。
夕食の時、先日日記に書いた親戚の子がうちに来ると聞いて唖然。 いろいろ言いたい事が山のようにある。 だけど、それを言ったところでどうなるわけでもなく 私の気も晴れないだろうと。 これからも憎んでいくだろうし、そんな私を裏目に 自分の幸せだけを考えていくだろう、その子。 何より、私がいるのにこのうちに来ること自体が、その証拠だ。 御祝儀でももらいに来るのか。 だけど、お祝返しなんて言葉は知らないんだろうな。 別に知らなくてもいいさ。 外国では知らなくても生きていける。
ぼろぼろになったあの子。 今でもあの頃を思い出すと、夜も眠れないそう。 悔しくて切なくてやりきれない。 そんな気持ちなんだろう。 嘘もつかれ、ごまかされ、うまくだまされた。 それでも信じようとしてた。 でも、信じすぎたのかもしれない。 「信じなければ良かった」最後の言葉だった。
何も知らない大勢の身内達がどんなに祝福をしても、私だけは出来ない。 今が大事、というけれど、過去がなければ今もないわけで どんなに今、立派な大人になっていようとも やはり私は「おめでとう」とは言えない。 未来は変えられても、過去は変えられないのだから。 その過去に、今でも苦しんでいる人がいる限り。
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