ひとひらの想い

2004年04月07日(水) 春の日に思う

朝からなにやら騒がしくて、8時半に起床。
最近の私にしてはとても早い。

東京の大学に受かった親戚の子とその親関係が来ていて
すごく賑やかでした。
でも、私はその中には入っていけないのです。
なんでかというと、午後、先日の日記の子がうちに来るから。

確かこの前の日曜日にその話を聞き、それからというもの
会うべきか会わざるべきかでずっと悩んでおり
そのせいで胃痛が激しく、眠れない、食べれない状態で
体調がおかしくなっていたのです。

私のほうの家族は、そんな状態なのも知らないし、私がそんなに
辛い思いをしたこと自体を知らずにいるので
家族には相談出来ないでいたのですが、昨日の夜、思いきって
親しい叔母さんに話してみました。

思いの他理解してくれて、無理して会わなくていいと言ってくれました。
おそらくこの先会うとしても、『葬式の時だけよ』とも
言ってくれたし、何より私の思い違いだったこともあって。

私は、その子の一家は、外国にいる自分の子供、孫にあたるその子に
多大は期待と夢を持っているのかと思い込んでいたのですが
実際はそうではなくて、もう日本には帰って来ないと決めているとの事。
だから、その子の弟夫婦に家を継がせる為、近くに家も建てたし
老後は弟夫婦にみてもらうつもりでいると。
もうそう決めた上でいろんな家業が運んでいるので
逆に日本にいきなり帰ってきて、家を継ぐと言われても
困るのだとか・・・。
むしろ、ずっと外国に行ったままでいられるほうが都合がいいと。

そうだったのか・・・。
話してみないと分からないものです。


夕べ話したことでだいぶ気が晴れ、『会わない』結論を出しました。
これ以上、その子との接点を作りたくというのもありますが
私は今、今日この時点で大切にしたい人と居ればいいのだと思いました。

あんまりきれいな青空だったので、一番居たい人と
一日一緒に過しました。
公園を散歩し、船に乗って潮風にうたれ、夜はカレーをお腹いっぱい
食べて帰って来ました。

今日出した答えは、この先何年経っても正しかったと言える
自信が持てた気がします。
許せないのはやはり変わらないけど、それもまた自分なのだと
受け止めて行こうと改めて決意しました。


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