ひとひらの想い

2005年12月23日(金) ハムスター死去

この日、我が家の愛ハムスターが急死しました。

朝から年賀状を買いに、私はコンビニと本屋さん回りをしていました。
その間、いつものようにケージごとハムをコタツの中に入れていました。
帰ってきて少し部屋の片付けをし、お昼ご飯を食べた後、私の親戚宛ての年賀状を作っていました。
その辺りまで、確かに給水器から水を飲む音と、ケージの金網をかじる音がしたのです。
でも、忙しさにかまけて姿を見ようとはしませんでした。
昨日、元気よく部屋中を走っていたし、いつものようにコタツの中で遊んでいたから。
今から思えば、コタツの中からケージをかじるのは、ご飯が食べたい合図。
それでも、ビスケットタイプの餌がまだ餌箱にはあったので、特にはあげませんでした。

年賀状は手書きにしてしまったので思いの他時間がかかり、急いで洗濯物の片付けをしていると、今度は食材の配達が。
8時からクリスマスディナーの予約をしていて、6時半ごろまでに家を出なければならず、その時間も差し迫っていました。
急いで化粧をして着替えて、ヘアセットをして、この日ハムのことをまるで考えていませんでした。

出かける前になってようやくケージを覗いたものの、ティッシュと綿にまみれて
ハムの姿はありませんでした。
その時に、ちょっとでもそのティッシュをどかして見ていたら、まだ間に合ったのかもしれません。


ディナーから帰宅したのは、11時半ごろ。
ふっと私が「今日、ハムの姿見てないよ」と冗談っぽく言うと、彼がコタツをめくって
ケージの金網を開けました。
すると、いつもなら眠そうな顔をしてこっちを見るのに、横たわったまま
静かに目を閉じて動かなくなったハムの姿が。
しばらくぼーぜんとする私達。
その後に襲ってきたのは後悔の念。

どうして朝、ちゃんと見てあげなかったんだろう。
どうしてケージをかじっていた時、出してあげなかったんだろう。
どうしてティッシュをどかして見てあげなかったんだろう。
どうして、どうして・・・。
最近は大好きなヨーグルトもキャベツもあげていなかった。
美味しいヨーグルトを注文したばかりだったのに。
ドライフードばっかりで、つまらなかったのかな。
コーヒーに入れるクリームも好きだったね。
太り過ぎは良くないと、ずっとあげなかったよ、ごめんね。
きっと、大好きな物、いっぱい食べたかったよね。


外に出れば、走り回って椅子の脚に頭をぶつけたり、ラーメンどんぶりの中に落ちたり、私がいつも着てるカーディガンをよじのぼって肩まで這い上がってきたり、いつもいつも私達を笑わせてくれた。
ずっと家にいても、この子のおかげで毎日やってこれた。
夜中に眠れなくて居間にくると、「どうしたの?」て顔で出てきてくれたこともあった。
その存在がとてもありがたくて愛しくて、私も彼もいつも癒されていた。
一日、何度もこの子の話をして笑った。
それなのにそれなのに、最期を看取ってあげられなくてほんとうにごめんなさい。
気が付かなくて、ほんとうにごめんなさい。
好奇心旺盛でも、気がちっちゃくて怖がりだったから、きっと不安だったろうね、寂しかっただろうね。
そのことを思うと、ほんとうに涙が止まらないよ。
長生きだったから、それなりに覚悟はしてたけど、最期だけは看取ってあげたかった。
こんな家族で幸せだったかな、もっともっと長生きしたかったかな。
もっと長い時間、一緒に居たかったのにごめんね。

2年7ヶ月、側にいてくれてありがとう。
幸せな時間を、ありがとう。




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