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■ 不幸癖
つい先日、夕食を作ってる最中に妹から電話があった。 (またか!)と思い、『今、話してる間ないねん。じゃぁね!』と切ろうとすると、『待って!ちゃうんねん』と妹。 いつもの愚痴ではなかったようで、よくよく聞いてみると母が(死にたい)と洩らしてると言う。 どうも妹と喧嘩をして、そういうことを言い出したらしい。
最近、作業所にも通い調子のいい妹が、母に向かって『ママのせいで家庭が壊れたんや!』というようなこと言ったらしい。 それで『ママが全部悪いねんな!死んだらええねんな!死んでやるわ!』ということらしい。 ああ〜そうかい、いつもの脅しかい!って感じで私は受け取れた。
妹は少しビックリしたみたいで『どうしよう!?』と言ってたけど、私は『そんなん本気で言ってないから気にしやんでいい。ほっといたらいい』と言った。 『心配なら近所のおばちゃん呼んできたらいい』と言って電話を切った。 その後、妹からは何も連絡ないから何事もなく済んだのだろう。
妹が最近は調子よく活動的になってるから、母としては危機感があったのかもしれない。 変な話だが、人が元気で楽しそうにしてると、それをぶち壊しに来る母。 これでも実の親なのだ! 私の場合は、こんな時に刃物で刺されたのだ! 父の時にも包丁を振り回していたのを覚えている。 さすがに妹には刃物を向けることができず、自分が死ぬって言ったんだな。 偉いぞ〜!…って言ってる場合でもないか。
でも妙にスッキリした私。 悩んでいる?母のことを聞いて(ざま〜みろ!)と思ったのか? 復讐を果たせた気になったのか? う〜ん、どれも違う気がする。 良くも悪くも、ほとんど変化がなかった母。 この状況を悩んでくれたら、少しは変わってくれる?わかってくれる?というのを期待したのかもしれない。 でも無理かな?今更…
いつまでも同じところをグルグル回って、一人で不幸を背負い込んだような顔して、人(家族)を恨んで… そんなあなたの生命が不幸です。 その考え方そのものが、その行動そのものが不幸の原因なんです。 それがわからないと、あなたは幸福にはなれませんよ。 いや、今ある幸福にも気づかず、壊してしまってるのはあなたですよ。 ああ〜いつ気づいてくれるんだろう?
2003年10月21日(火)
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