Comes Tomorrow
ナウシカ



 心配して下さる方へ

私は意外と元気です。
こんなに早く立ち直れるとは、正直思いませんでした。
一瞬(ああ…死にたい)とも思ったけど、この一週間ほど止め処なく涙を流し、複雑な感情を否定するのでも、抑圧するのでもなく、素直に受け止め、静かに受け入れつつあります。

私が早く立ち直れたのには、ある人の力が大きいです。
私のあるがままを見据え、受け止めてくれる人。
どんな私であっても、肯定してくれる人…そんな人は、これまで出会ったことがないです。

その人の前では、自分を守る必要もなく、演じる必要もなく、大人になる必要もなく、理不尽な我侭も時には言え、その時々の感情のままにいられる。
それが、どれだけ楽で、どれだけ私が救われたかわかりません。

その人が、なぜ私の目の前に現れたのか?
この時のためだったのかと思ったほどです。

これまでも、その時々で、いろんな人が現れ、私を助けてくれました。
そういう人に限って、私の目の前からいなくなってしまうんですが、リレーのバトンのように、次から次へ現れては消え、私の中で温かなものが残る。
一種の喪失感は味わいますが、もう絶望の淵に追いやられることはないように思います。

私は、なんて幸福者なんだろう。
こんなに幸福であっていいのか?

Travellers in dreams.というカレンダーの2月のページに、こんな言葉が書かれていました。

『人生には必ず終わりが用意されている。
泣きながら生まれついたあの日を
最後は微笑みながらふり返れる自分でありたい。

”今をどう生きるかが大切なんだよ”

あなたがくれた言葉を胸に
もっともっと一生けん命になってみようと思う。』
Lyrics by TOMO.

この言葉が、今の私にはとっても染み入ってきて、3月になった今もめくることができずにいます。


2005年03月04日(金)
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