Comes Tomorrow
ナウシカ



 依存性

人にしろ、モノにしろ、一時の心の安定は得られても、それは不確かな安定だ。
癒しの要素はあるんだけど、やはり自己の幸福感を何かに委ねているので、自ら幸福感を感じとるのとは違い、人やモノに流される、乱される、なかには侵される。

子供は、親など保護してくれる者に依存している。
依存していないと生きてはいけない。
私は、いつも、その依存から逃げたかった。
依存しなくても、ある程度、生きていけるだけの人間に早くなりたかった。
早く大人になりたかった。

強く強く、一人、大地に両足をつけ、立っている人になりたかった。
だけどやはり、人は何かに依存していないと生きてはいけないのか?

依存…しないではいられない時がある。
知らず知らずに依存してる時がある。
依存しなければならない時がある。

弱音を吐き、本音を語った。
人前で泣けない私が泣いた。
どっと疲れた。
依存は疲れる。
する方もされる方も…

依存…それは自分が主体じゃないから嫌だ!
自らの行動などにおいても、主体的に感じる喜びや幸福とは、ほど遠い。
依存から早く解放されたい。


2005年03月09日(水)
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