マニアックな憂鬱〜雌伏篇...ふじぽん

 

 

K−1を電波少年にしないでくれ…(いや、ウリナリ?) - 2002年09月23日(月)

K−1日本GPを観ていた。
まあ、GP自体の結果には、とくに異論を挟む余地も無い。
武蔵の天下が、こんなに長く続いていることには、もっと新しいやつが出てこないんかなあ、という残念な気持ちはあるわけだけれど。

でも、最初のボブ・サップ対アビディなんてカードは、もうやる前から
アビディ、大怪我しなきゃいいなあ…と思われるカード。
いや、あれだけ体の大きさに違いがあれば、すでに大ハンディキャップ・マッチなのだ。
石井館長がレフェリーをやったのも、アビディを怪我させないようにという配慮だったのだと思う。案の定、試合はすぐ終了。一緒に観ていた人間は、
「アビディ、まだ元気なのに」と言ってたけど、元気なうちに止めるべき試合なんだから、仕方ないわな。

 さらに、ベルナルド「コレに負けたら引退マッチ」は、かなりお粗末な内容に思われた。
 あと1ダウン食らったら、ベルナルドKOという状況から、猛ラッシュでベルナルド奇跡の復活!引退回避。
 いくら日テレだからといって、あれはあまりに…
 ガチンコには、見えないぞ、あの内容。「あしたのジョー」か?
 だいだい、電波少年のルールをK−1に持ち込むなって。
 仮に、あれが実力での逆転勝ちだったとしても、あの相手にあの内容では、今後のベルナルドの前途は限りなく暗い。
 奇跡の逆転勝ちのワリには、場内もやたらと冷めてたし、ゲストの吉田は、冷笑してたぞ。
 試合内容はともかく、引退とかなんとか、他人がとやかくいうことじゃないだろうし、それをネタにしたああいう茶番だけは、もう止めて欲しい。

 広島カープは、阪神にまさかの逆転負け。
 9回まで4点差でリードしていたのを知っていたから、もう唖然として、泣きそうな気持ちになってしまった。
 山本監督のコメント「使ったワシが悪いんや」いちいち責める気力も無い。なんだか、虚しくて、とても悔しかった。
 でも、この日本には、片岡の要らんホームランで夢を与えられたり、今夜ぐっすり眠れたりする人がたくさんいるのだ。
 そう考えると、なんだか考えるのもアホらしい。所詮4位と5位。
 新ドラフトとFAで、野球界の戦力バランスはガタガタだ。
 「巨人が強くないと、野球界が盛り上がらない」
 確かに、そうかもしれん。でも、巨人だけが強いという状況で、野球界は盛り上がっているのか?
 
 今日は、岡部さんのクリスエスが快勝したことだけが、いいニュースだったな、うん。でも、本番人気になりそうだなあ。
 あと、いきなりあんな後方からの競馬で2着に持ってくる武豊は、やっぱりすごいや。
 来週は、ビリーヴとアドマイヤコジーン。 


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