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ネットワークゲームは、失われた理想郷? - 2003年03月09日(日) ウルティマ・オンラインの日本での会員数が10万人を超えたらしい。 僕はオンラインゲーム未体験なのだが、その理由は、ネット環境がISDNとかAir−H”だったりするからだ。 でも、これ以上何かをやる時間というのは、既にないのだが。 ネットゲームの魅力というのは、普通のRPGのようにキャラクターのレベルを上げて目的を達成していくということのほかに、他のプレイヤーとリアルタイムでコミュニケーションができたり、ゲームの中で別人格になれるという点だろう。 日常では平凡な生活でも、ネットゲーム上ではヒーロー。それはそれでいいい。スポーツの世界や趣味の世界でも、そんなものだ。 しかし、ネット全体の傾向として、どんどんメジャーになっていくにつれ「ネットマナー」なんていうのが重視されていくようになる。 こういうのは、実社会と一緒なのだ。 それで、やたらと他のキャラを殺しまくったり、協調性のないやつは、ゲームの中でもスポイルされていくのだ。 オウム真理教のときも思ったのだけれど(こんな比較は失礼なんだけどさ)、結局、集う人間の数が多くなると、そこはルールが必要な社会になってしまって、カオスの愉しみはなくなってしまう。 要するに、現世のしがらみが厭でオウムに入れば、そこはそこで学歴による序列があったように、ネットゲームにも、その階級制度ができてしまいつつあるのではないだろうか。先にはじめたプレイヤーやレベルの高い人によって支配された世界… 結局、仮想世界の中にすら、理想郷なんていうのは、存在しない… まあ、リセットできるだけマシ? ...
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