腐乱して逝く身体交えたことは既に無い頭に在るのはあの人ばかり徐々に空虚になって逝く他の選択肢は選びたくなかった朦朧として逝く意識の中でも傍に居るのが哀しくて悲哀ばかりの世界が疎ましくて解らないままで居て欲しい過ごしたのは二度と来ない冬まで時は僕らで止めたのだから縋るのはやめよう全て否定したとしても雪の上を歩くことはないから銀世界に足跡は残せない振りかえることない哀だから