―No,―

2004年09月02日(木) 盲目

鮮明に浮かぶ君の姿
決して触れれる姿ではなく
笑って会話して違和感など無かった

存在しない空間での存在している僕
現実では無いと自らが掻き消していた

純粋なまでに理想として描いていたもの
喉から手が出るほど欲していた
もう慣れてしまったけれど

泣いて 鳴いて 啼いて
ないてたのは膝を抱えた小さな少年

哀しかったのは僕だけではない
気付かされた声の主
せめて君だけは笑っていて


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まじゅ

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