貴女の居なくなった日 僕の死んだ日 決して一緒ではなかった
誰の跡もない積雪に踏み入れる あまりに童心に返る機会など無く 常に在るのは冷たい冬と翳ったままの月
破壊の音も破滅の音も存在してないと思った あの日の僕には無音の世界でしかなかったから 明かりなんて要らない 見えないものを沢山創ってた
上の空を見上げても幻蝶は飛び交うばかり 非現実の折り重なりが見せる幾重の画
狭い空間で閉ざしてみても 呼吸していることだけは変わりなく 静かに生きていることを噛み締めてる
作り笑いをせざるおえなくなった僕と僕の壊れない関係 君に癒えない傷を負わせてしまったままなのだろうか 結局は僕が僕である故に創ってしまったのであろうけれど
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