跳ね返る雨音が響く自室止まない雨が厭(いと)わしい君は来ない あの人も居ない穏和過ぎる環境に不適応虚ろな目で眺めてる視界の先は判断力の鈍った歪んだ空白婉曲になんて云わなくていい綴りたいのはもっと質素な言葉遠き日の記憶が入り交じり拒んだままの君が邪魔をするね