―No,―

2005年03月17日(木) mirror

冷たい眼を投げかけた 陰が陰を呼び乱反射する
這いずる舌 感触ばかりが焼き付いて
声が出ない程のつまる感情が渦巻く

時に優しく甘く開いた傷口からは流れた跡しかなく
冷えた手で触れる度 皮膚に浸透する

大声で泣いていた夢の中 現実ではただ凝視のみ
いつもより鮮明過ぎていた 出来すぎた完成品
恥じらいから泣けないというのは幸せなことだね

現実から引き離れようとする僕を
引っ張って離さないのはやはり君なんだね


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まじゅ

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