コトバアソビ

2004年03月15日(月) 忘れた言葉

何もない白い世界に
立っているのは

どんなに酔狂だろう?


紅くない水の中で
泳ぐことで

全てが許されるわけでもないのに

人は 泳ぎ続ける


辛い事をいくら味わたって
変わりないのを

理解をする

けれど

感じれない


狭間で揺れ続いた自分が
小さい


感じて

また小さくなっていった魚を

白い世界で途方に暮れながら
ただ見つめて


自分の言葉を

忘れていった


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