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生保のおばちゃん、小田さんに泣く♪今日は長文 - 2002年12月28日(土)
いやーーーーーー、 今年もあと3日で終わりですかぁーーーーー!?
早い、早い。
世の中の大部分の会社では 今日から長いお正月休暇に突入でしょうか。。。。
生保のおばちゃんは、 30日が大掃除、年越しそばで仕事納め。
ワタシの講習も、 30日まで。
・・・・・・・・・・・ しかも先生とマンツーマンで。
この一ヶ月で、いろんな人間模様がありました。 ヘタなドラマ見るより、 よっぽど、暇つぶしになるような・・・。
**詳しい人物紹介は、前回の日記を見てね!**
講習期間は、支社で一ヶ月弱。 毎月、二十日前後に行なわれる生保協会?主催の 一般営業職?の資格試験(名前は忘れた;)に向けて、 定款・約款・保険の種類・取り扱い方法・税法上のことなどなどを テキストと模擬テストを使って、勉強。 この間、約2週間。
その後、試験に受かった人だけが、次の過程へ。
次の過程とは、 講習場所を支社から市内4箇所の各営業所へ場所を移し、 実地訓練。 接客や、外交員(生保のおばちゃんのこと) 一人に一台ずつ支給されている小型パソコンの取り扱い練習など。
以上の大まかな流れがあるわけです。
それにしても、●受講者A、 しょっぱなから、遅刻・早退は当たり前。 先生には反抗的。 切れて「捨て台詞」を吐いて教室を出て行くわ。 はぁーーーーーーー、 教室の空気、メチャわるぅ〜〜〜〜〜。 という日が、スタートから一週間ほど続きました。 しかも、模試では、2度目の受講なのに合格点にはとどかない。
先生は、何度も泣きそうになりました。 ボランティアでやっているわけではないので 先生的には、受講者を100%合格させることが 仕事なのですから つらいところでしょう。
ほかの人達もあんまりです。。。。 一応、講習時間は10時から2時となっているのに 毎日、午前中で帰ってしまうし。 (なんやかんや、理由を言って・・・) みるからに、やる気なしのお小遣い稼ぎって バレバレです。
まぁ、ワタシもそうなんですけどー。 お金もらってるからには、 その間は、ちゃんとやりましょうよ! ったくも〜〜〜〜〜ぅ。
なんか、まともに2時まで残ってる私がマヌケに思えてきます。 でも、それはそれで、お勉強も久々なので 楽しかったりします。 >>っていうか、先生ウォッチングも楽しいし。
それからしばらく、この状態で授業は進み、 まず、●受講者Dが、最初に教室を去りました。 (唯一、まともに一般常識がわかる人。)
やっぱり、いまどきの若者です。 派遣の単発(1〜3日間)の時給の良い仕事が入ったので そっちに行くとかで。 サッパリしたものです。
彼女は17日まで受講。
そのころから、本格的に試験に向けての模試が始まりました。 時間と問題を本番と同じようにして、 テストをします。
次に教室を去ったのは、●受講者C。 ヤンママだけど、 あんなにマジメに頑張ってたのに・・・。 どうしたのよ! って思ったら、表向きは子供がインフルエンザにかかったから。 シングルなので、子供を看る人がいないので 休みますと言っていたっけ。
その直後、●受講者Bに子連れでショッピングセンターにて 宝くじを購入している現場を発見され、 皆を唖然とさせた。
ウソついたん?
理由を聞くと、 彼女は、保険の計算問題が どうやっても理解できないから 試験に通る訳ないと思ったんで その直前に辞めたんだと。
「えーーーーーー! ずるいやん。 ワタシだって、計算全然わからんし、 他の問題だって、覚えれんのに。。。。。。」
と言ったのは、●受講者B。
・・・・・・・・。
ところで、前出の ●受講者Aのその後。
切れて帰ってしまた次の日、 このまま、もう現れないだろうと 誰もが思っていたにもかかわらず、、、、、、、 彼女は 毎日やってきた。
しかも、模試の点数も急激にアップ。 試験3日前になってやっと合格点がとれるようになった。 先生の喜びようは、他でもない。
それに誘発された ●受講者Bも徹夜で勉強してきたとかで 次第に合格点に近づいてきた。
そして、運命の20日。 試験当日。
猛特訓を受けた ●受講者Bは 試験後、 「結構できた。多分、大丈夫。」と言い切った。
もちろん、脅威のラストスパートを見せた ●受講者Aも 「大丈夫だと思うよ。」と笑っていた。
××××結果。 受かったのはワタシだけ。 なんと ●受講者Aは、僅か1点差で不合格だったとか。
そうそう、この ●受講者Aに関しては あまりの教室の雰囲気の悪さに 誉めちぎり作戦を展開して 点数が上がるたびに、ほめたり、 夜、遅くまで勉強してきたと言えば、 「先生! Bさん、遅くまで勉強してきたそうですよ! すっごい 頑張ってますよねー。がんばれ〜!」と 先生との間を取り持ち、 試験前日には、「りつさん、ありがとうございます。」とまで なついてくれていただけに、 ワタシも ちょっと愕然。。。。
あれだけ、大人に対して頑なに突っ張っていたコ(23歳)が やわらかい表情を見せるようになってたんだけどなぁ。 もったいないなぁ。。。。。
でも、試験自体は、模試と似たりよったりの問題しかでない 簡単なものだったの・・・。
先生曰く、「あのコは、いくら今回、試験に受かっても 現場で働きだしたときに、 お客さまとの間でトラブったりすることになると 思うよ。 最後は、よく頑張ったけど、 やっぱり接客のお仕事なんだから・・・。」と言った。
先生は、合格発表の後、 不合格者を2名出したことと その点数の低さのため、 支社長のところへ詫びを入れに行ったそうだ。 他の生保会社も一緒に受験するものに あまりに点数の低い受験者を出すと 会社の恥じとなるそうで・・・・。
うーーーーーん、 仕事って大変だよね。
そして、 ●受講生AとBは、 教室を去った。
発表後から今日まで、 先生とワタシ、2人きりでの密な授業が続いております。 結構、先生も砕けてきて 会話も楽しいし、それはそれでいいんだけど。
マナービデオとか、 主力商品(保険)の説明ビデオとか、 一本、30分間くらい視聴している間、 部屋に独り、置いていかれるんです。
先生、他にも忙しいようで。 ちょっと、退屈。
かなり退屈。。。。。。。。。。。。。。。ふっ。
昨日は、主力商品の説明ビデオ。 なんちゃことない ありがちなボケと突っ込みで 商品の特徴を説明していくというものだった。
はぁ〜〜〜〜〜〜、 今日も退屈。 早く終わらないかなぁ〜〜〜〜 なんてボーっとしてたら、、、、、、、、
来てしまいました。
アレが。
なんで、会社でこんなことになってるんだか。 自分でウケてしまった。
ビデオの最後に、小田さんの歌声が・・・・・・・
「あなたにー、会えーてぇ、ホントにぃ 良かった うれしくてぇ〜〜〜〜〜〜〜 うれしくてぇ〜〜〜〜〜〜〜
ことーーーーーーーーーーばに できなぁ〜い」
画面には、あの「伊東家の食卓」の合間に流れるような 素人撮影の写真のCMのようなデモが流れ、
最後の最後に、生保のお客様から寄せられたお便りを ナレーターが読み上げていた。
「この写真を撮った2ヶ月後に 主人の病気が発覚し、入院。
その三ヶ月後に他界しました。
今は、主人はいないけど、 このときの子供を抱く手は、 ずーーーっと、消えません」とかそんな感じの。
だぁ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ああああああ
もう、止められません。 琴線に触れてしまいました。
・・・・・涙腺か???
企業のPRビデオ見て、 泣いてるヤツ、、、、、、、、、、、、、 きっと、日本広しといえども、 ワタシくらいでしょう。
ちょっと、どうしちゃったのって感じです。 きっと、独りっきりの部屋でボーっと見てたのが 緊張感をなくしちゃったんでしょう。
実は ワタシ、 もともと、「目撃ドキュン!(古い?)」とか 家族のドキュメントものに弱いのです。 はい。
一度、家族でご飯食べながら そんな番組見てたら、
だぁーーーーーーーーーーーーーーーーーああああ
ってなっちゃったことがあって、 子供が、お母さん どうしちゃったの? って、顔してましたさ。ふーーーーーっ。
また、やっちゃいました。
今、先生が戻ってきたら、 ちょっとビックリするやろなぁ。。。。。。 などと脳裏に浮かびましたが それでも、止められず、 とうとう ハンカチ出しちゃいました。
鼻水まで出てきたので、 ティッシュで、鼻もかんじゃいました。
アホです。
先生は、その15分後に戻ってきました。
うっすら充血したワタシの目に 気付いたかどうかは、 謎です。。。。
ぷぷぷ。
今度は、一人、残った 人間ウォッチングの相手、 先生(40代、独身)のことについて 書くことにしよう。
あぁーーーーーーーー、 これも、山ほど書きたいことがあって どこを端折るか 悩むところだ。
・・・・・・・・・・・・いいのか、こんなんで お金もらってて。(笑)
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