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■ ああ密室の夜は更けて その1
途中、3回ほど運転手は休憩を取ったようだ。そのたびに目が覚めた。走ってるほうが眠れるみたいだ。だいたい1.5時間〜2時間くらいの間隔で休憩してたような気がする。
5時半。いきなり明かりがつく。何かと思えば「あと10分ほどで京都駅に到着します」
なんですと〜!!予定より30分以上も早い!とりあえず5時にタイマーセットして起きていつでも降りられるようにぼけーっとしてたので不意打ち、ってほどでもないが、やはり不意打ち。
とりあえず冷蔵庫のコーヒーを1本パクる。乗務員は何も言ってなかったが、このルートのバスは飲み物の無料提供があるから持って行っても一向に問題はあるまい。誰かが入れた形跡もない。ほかにカルピスだのお茶だのあったので何本か持って行こうかと思ったが、別に誰かと逢う予定もないし、荷物が増えるだけなのでコーヒーだけにしておく。っていうか、あんな小さいんじゃ気付く人いないんじゃないのかな?あ、あとおしぼりサービスもあったはずなんだけども…。座席のとこにあったパンフにも書いてあるやん!このインチキ乗務員が!!
そして5時40分、夜も明けていない京都駅におろされるのであった。いくら京都といえどもこんな時間に見学できる場所なんてあるわきゃない。見える範囲にゆっくりできそうなとこもない。仕方ないので駅に入る事にする。少なくとも19時くらいまでは京都で粘らなきゃいけない。京都は1日2日で見尽くせるところではないけれども、さすがにこの時間では考え物なのだ。
とりあえずコンビニを確認。そしておもむろに冷たいコーヒーを一気飲み。あとは適当にうろつく。こんな時間から歩きまわることになるとは思わなかったが。
そしたら、急におなかの具合が悪くなってきた。やはり、空腹状態で冷たいのを流し込んだのがきいたのか?トイレにいくが紙がない…、仕方ないのでおなじみの自販機で紙を買う。何を血迷ったか100円もしやがった。あー、こんなじかんに武○士やア○フルのティッシュ配ってるおねーちゃんはいないしなあ…。
さて、ガイドブックもなく、どうしようもないのでコンビニに戻る。何冊かガイドなり地図なり読んだところでやっぱりガイドブックがほしいという事になり、いちばん安かったポケットまっぷるを購入。税抜き500円以下っていうのが気に入った。る○ぶあたりだとガセのくせに800円くらいはするからね。このときようやく6時半くらい。
とりあえず、西本願寺と東本願寺が6時半から開いてるという事なので行くことに。幸い、どっちも修学旅行ではいってない。っていうかさ、中高どっちも京都きてるんだよねえ…、まあ全然見てないからいいけどさ。
1日乗車券というものがあるはずなのでバス案内所みたいなところに6時くらいにいってみたのだが、どうもそこにはないっぽいし、窓口のおっちゃんの対応が気に入らなかったので、結局地下鉄の駅で自販機(っていうのか)で1200円の地下鉄バス共通1日乗車券みたいなのを買った。ちなみにバスだけだと500円だか600円。見つからない以上は仕方ないか。とりあえず東本願寺までは1駅。それを堂々と乗るのも乗り放題のいいとこだ。初乗り200円の由。
以下ちょっと端折る。地下鉄降りて目の前のコンビニでアミノサプリ買って飲んで飲んで、まず東へ。結構逆走したので歩いていったほうがよかったかも。なんか袈裟着た人、しかも一般人が大量にいた。そのあと歩いて西へ。こっちは世界遺産だが、本堂修復中でどうにもできず。あと何年もかかるようなのでどうしようもない。腹の具合が悪いのでトイレを借りて更に西に歩く。師匠が出た大学(京都地理に詳しい人ならわかっちゃうな)の横を通りとりあえずバス停に行き、バスに乗る。とりあえず哲学の道を歩きたいと思った。まあ、西から東なので非効率極まりないが。
何時の間にか1時間ほどバスに乗っており、ようやく銀閣寺の前についた。このとき9時くらい。3年半前にも歩いた銀閣寺への道を歩き、途中から南へそれて哲学の道を歩き出す。肌寒いくらいだが歩き出すとちょうどいいもんだ。
9時10分。法然院へ。とりあえず途中にある小さな寺院も見て見ることにしたのだ。何かの撮影をしていた。テレビくさい。いかにも京都、って感じの竹林があった。そのあとはのんびりと散歩。修学旅行生がいないわけじゃないが、やはりオフシーズンなので少ない。あまり人に邪魔されずにのんびり歩いて10時ちょっと過ぎに南禅寺へ。ここは修学旅行の時に来てなかった。とりあえずめぼしいとこをうろちょろして、非公開文化財特別公開とかいうので南禅院を見る。普段も庭には入れるが、中には入れないようだ。狩野派の有名な絵師達が襖絵を描きまくってるというすさまじい建物である。ネクタイ腕章の人達がいっぱいいてすごかった。近くにある地下鉄の蹴上駅から地下鉄に乗って11時半には京都の駅に戻った。
次は梅小路蒸気機関車館へ。京都にあることは知ってたが行く機会もなく。とりあえず、バスを調べていく。バス停を降りてJRの社宅の横を抜けていくと梅小路公園。平日らしく子ども連れの人が目立つ。そして機関車館へ。詳しく書くと長くなるので割愛するけど、幼稚園児が遠足に来てて騒がしかった。あと、1.7メートルあると言われるC62の動輪はやっぱりでかい。写真もいっぱい撮った。しばらく待てば機関車の運転があるとかいってたが、疲れてたし、子どもたちで占拠されそうなので1時間くらいで退出。バスに乗って西大路四条〜四条河原町というルートを辿る。要するに中心地へ。
だいたい14時。全く飯を食ってなかったが、腹減ってきたので某ファーストフードでチキンを食う。2階で堂々と女子高生が5人くらい煙草を吸ってたが店員は何も言わず。それってどうかねえ?
14時20分。今度は竜安寺へ。ここも修学旅行では行ってなかった。天気は悪いがまだ雨は降ってないっぽい。バスは死ぬほど人が乗ってたがほとんど降りてしまい、こっちが乗る時には5人くらいになってしまった。さすが中心部。
15時10分くらいに着。渋滞もしてたし、やっぱり京都は広い。雨が強くなってきた。傘がないが買う気はない。石庭は人がいっぱい座っててぼけーっと見ていた。南禅寺で見かけた女子高生グループ+タクシーのおじさんをまた見かけた。高校時代の同級生に似ている子がいて一瞬びびった。まさか本人じゃないとは思うが… 帰りは京福電鉄で四条大宮まで出ようと思ったが意外と最寄の駅が遠いことが判明。でも、京福に乗りたかったので木の下で雨宿りしつつ地図を見て色々考えた結果、北野白梅町までバスで行ってそこから乗る事に。
京福電鉄っていうのは非常に自分にとって興味深いとこだった。よくわからない。京都は路面電車は全廃したはずなんだけど、平気で道路を走る。普通、路面電車っていうのは専用のところをあけてるはずなんだけど、ここは電車の前も後ろも普通に車が通る。車は飛び出すし、クラクションは鳴らされるし。おまけにめちゃくちゃ長い時間それが続く。混雑時は車にとっては迷惑極まりないような気がしてならない。江ノ電の比ではない。おまけに複線。まあ、他にもあるけど、乗り換えしても20分少々で四条大宮につく。バスと同じか早いくらいだ。16時45分にはまた四条河原町に戻る。あと3時間。
とりあえず大丸を物色。そしてフジイダイマルっていう同じようなところへ。UAかビームスだか、どっちかがあったので結構長時間いた。大丸では札幌店開店記念なんたらの放送をしていたが、実際に行くのは自分くらいなもんだろう。しかもあと1週間後にはそこにいるという…。
そして阪急へ。ここの品揃えっていうのはちと変だ。一応百貨店に行くと女性もののコーナーもさーっと見るのだが、バンギャ向けの店っていうのははじめてみた。しかも2件。お子様くさいの、例えば3年2組とかは結構どこにでもあるのだが。しかもメンズとか書いてあるとこにも女性ものしかないという…。そんなに京都ってバンギャが多いのかしら。
バスで駅に戻る。これがひどい混み方でしかも前後が同じ年くらいの女の子だったので気を使う。急停車急発進でもよりかかれないからね。変な疑いかけられたりするのイヤだし。でも、女子っていうのは普通によりかかってくるんだな、これが。
17時56分、とりあえず京都脱出。2時間くらいあるが三ノ宮あたりまで往復して大阪に戻ろうという魂胆。疲れてて座りたかったのでわざわざ普通に乗る。にしても、前の席に座ってるおっさん、メガネのフレームが長方形でおかしかった。この間はずっと読書タイム。事故ると予定が狂うのだがいい時間つぶしにはなる。
新大阪に戻って弁当と飲み物買って、うどん食って20時くらいにはホームに出る。とりあえず淡麗生5001本、お茶1リットル、サラダ、カツ弁当を買っておいたが明日の10時半まで持つかどうか。14時間1人の世界になる。発車10分前を切ってようやく入線。最近の寝台列車っていうのはせわしない気がする。どうせホームが余ってるんだからもっと早くてもいいんじゃないかな、新大阪駅。とりあえず乗り込んで自分の部屋に。とにかく狭い!去年の夏北斗星に乗ったときの個室と区分は同じなのだが、アレより狭い。面積は畳1枚よりちょっと大きいくらい。高さは1メートルない。2階なので見晴らしはいいはずだが天気が悪い。閉所恐怖症の人にはおそらく耐えられないであろう空間だ。でも、1人きりになれるっていう意味ではやっぱりいいもんだ。乗車率は27室に対して12室くらい。平日のオフシーズンと考えれば結構いいかんじかな?姫路くらいまでは人が乗ってくるみたいだけど。
発車して車掌が検札に来るっていうからしばらく待っていたが全然こない。仕方ないので飯食って待ってると明石海峡大橋通過のときにアナウンスがあったので見てみる。すごくきれいだ。しかし、車掌は全然こない。姫路過ぎてようやく来た。そのあとはサラダ食いながらビールのんでのんびり。メーリスで旅行記を流してたりするのでそれに対する返事を打ったり、ちょっとメールで会話したり。なんと1人が岡山にいる事が判明。もちろんホームには見送りにこなかったけど。
試しに煙草を1本だけ火つけて吸ってみた。報知器は鳴らなかったけど、煙がこもりまくってすごい状態になった。しばし換気扇をフル回転させてドア開けて。換気扇は電源切っても完全には切れないようになっている。さすがにこの密室で完全に換気がなくなったら窒息するだろうしな。
岡山過ぎたあたりで意識不明。長かった1日もようやく終わった。
2003年03月06日(木)
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