その間 HIROのHPで動きがあった。
HIROがどんな心境の変化を起こしたのか・・ 定かではないが 自分のHPを皆に公開したのだった。
メールで HIROは こう言った。
『実は 閉じるつもりなんや 自分とこ。 その前に まぁ 皆が 知りたがってたみたいやから 公開したってわけや・・』
ドッと人が押し寄せる・・彼のHPへ・・・
その中に どうしても 来て欲しくない人がいた。
それは わたしの醜い心・・・・ちっぽけな汚い心・・・・
絶対言えなかった・・・わたしの本心。
彼女とHIROが仲良くやりとりしている場面を 悔しさとせつなさと嫉妬の炎で読む・・・
ある日 彼女の日記に どうしても 許せないことが 書かれていた。 それは子どもに関すること。
わたしは ついつい マジになってしまう。 メールも出した。
それは 本当に 彼女の子どもの事を思っての行動だったが・・ でも 何処かに これで 彼女とわたしの交流を絶つことが できる・・・という気持ちもあったのだった。
しかし・・・彼女はわたしに向けて感謝していた。 本気で考えてくれて嬉しかったと感謝していた。
自分の醜い心に・・・わたしは泣いた。
彼女と知り合い・・・彼女の影響を受け・・ 彼女からネットの楽しさを教えてもらい・・ 一緒になって 怒って 泣いて 笑って
わたしの為に チャットもつけてくれたんだっけ(笑)
そんな日々をともに過ごしたことさえ忘れていた。 醜い嫉妬心で 何も見えなくなっていた。
彼女はいろんな問題を抱えている。
わたしは繊細で明るくって優しい彼女が大好きだった。
今 平常心になり・・・彼女への気持ちも穏やかな 春風のようになれる自分がいる・・・
それが この先の自分にとっては 嬉しい心境の変化であった。
彼のHPは一旦閉鎖してしまった。 ・・・が みんなの強い要望で また復帰することになったのである。
皆・・・彼の魅力に囚われた。 皆・・・彼のことが大好きだ。
彼に対してのラブコールは日増しに強くなっていった。 いろんな女性が彼を慕っていた。
もしかしたら・・・わたしだけがマジになっていて 彼も彼女達もただネット上で軽く遊んでいるだけかもしれない・・・
それでも そんな様子を見るのは哀しかった。
けれども 以前のような嫉妬心は不思議なくらいなかった。
ただただ 言いようもない悲しみと寂しさが心を締め付けているだけ。
わたしは・・・また日記を書き始める・・・・
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