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| 2004年07月16日(金) |
レミコン&『恋するハニカミ!』 |
ここ1〜2週間、とにかく眠い。だるい。 幸か不幸か食欲は落ちないので、よく食べるし、 先週日曜にひどい目に遭った教訓を生かして、 夜は6〜7時間眠り、昼休みには15分ほど昼寝。 それで、どうしてまだ調子悪いんだか分からない。 これがもしや夏負けというものなのだろうか? いやもう、ただのサボってる言い訳なのですが。 でもトップ90,000hits取った方が連絡を下さって、 「じゅんさんのBS感想」をリクエストされて いるので、それだけはこの週末中には上げます〜。
そういえば、最近1つ学習しました。 暑い暑いとグチャグチャ言いつつも冷房に弱い私は 会社では毛布必携、自宅では冷房なしなのですが、 座ってるだけで汗がダラダラ流れるほどの時は、 工事現場の人たちがやる首巻きタオル1枚が◎! これだけで、ものすご〜く涼しさが違うんです。 汗が肌に張り付いてないだけで随分楽。ホント。 ちょっと賢くなっちゃいました。
そんな中、やっと日記を書く元気をくれたのは レミコンと、岡田浩暉in『恋するハニカミ!』。 後者は偶然、後半を見ただけなのにとても面白く。 帰宅して、ニュースだけチェックしてから寝ようと ネットを開いたら、私が最初に就職して4年ほど お世話になった会社が倒産したなんて、驚く話が 目に飛び込んできて、万一ニュースでやらないかと TVつけたら、そこにデート中の岡田君がいただけ。
でもでも、いやーー、かっこいい!! つい、元同僚とかへの心配を振り捨てて チャンネル固定しちゃうくらい、好みでした。 エスコートしながら一緒に楽しんでる男の子。 いや、この番組がどういうものかは知らないから 岡田君が行く先決めて連れ歩いてる雰囲気から 感じただけなんですが、もしや、自分が選んだ所に 人を連れて行って、自然に自分も楽しんでた? そういう人、好き。実は結構 難しいと思うし。 自分が好きだったり調べたりしたことだと、 思わず薀蓄たれたりしがちだけど、そうでなく。 無邪気に子供みたいに楽しんでて、そのくせ ふと「男」だったりするし、ものすごくドキドキ。 思わず録画ボタン押しちゃいました。保存版(笑)
さてさて、本編のはずのレミコンですが。 <出演> 山口祐一郎、川さき麻世、新妻聖子、マルシア、 河野由佳、岡田浩暉、駒田一、瀬戸内美八、今拓哉 <席>2階B列センター
山口バルジャン・・・・(泣)すごーい良かった。 いや、テナ宿での♪裏切りのワルツなんかでは 「いいかね、正気か〜」が「いいかね、本気だぞ!」 「すぐに忘れるだろう〜」が、「すぐに忘れる〜 (ちびコゼに向かって)でしょ?」とか遊んでたけど、 それが、彼としては珍しいほどハマったアドリブで、 場内(舞台上含む)の爆笑を誘っておきながらも 駒テナ一色だった会場の視線を自分に向けたりと、 押さえるべきところをしっかり押さえたものだったし。
それに何より、マイクに向いたまま(正面向き)の エピローグ、涙を浮かばせての表情が良かった! まさに歌詞のとおり、愛によって全て満ち足りて。 熟れた果実が落ちるように自然なこととして 「父じゃない」と告白し、最も幸せな状態で 神のもとに行くバルジャンって、こうだと思う。 こんな顔を見せられたら、コゼットもマリウスも バルジャンが本当に幸せで逝ったのだと、自分たちに 最高の教えをくれたのだと納得してしまうと思う。
初日に「コンサートだ」と思えたからかな? 祐一郎さんの遊びもちっとも嫌じゃなかったのは。 ♪民衆の歌 にテナ夫妻やジャベもいるのを観た 時点で、本公演に拘るのは勿体ないと思えてるし、 この舞台上の山口バルジャンとしての存在から、 大きく逸脱したりもしてなかったし。これなら好き。 「素」のアドリブじゃないならOKってことかな。
でも♪民衆の歌も、駒田テナだと最初観た時から、 「なんであんた、こんな所にいるの!」なんて、 「テナに対して」感じて、拒否反応なかったような。 「でもまぁテナなら、どこにでも潜り込みそうだし バルジャンの得た幸福感にちっとも感応せずに 自分らしく人間臭〜く楽しげだから、いっか」と。 1列に並んでても、他の人と同じ次元にいるように 見えないなら、それはレミコンの演出として十分に 私には受け入れられるものだから、構わないみたい。
ちなみにこの場面、今日の麻世ジャベの場合は、 「あんた誰?」と思いました。どう見ても、 レミゼの登場人物の誰にも見えなかったから。 観て思い出したけれど、そういえば麻世さんって 「可もなく不可もなく記憶にもない」演技でした。 「どんなだった?」「ミスってた記憶はないから 多分歌えてたと思うけど」って感じでしょうか。 ある意味、ものすごく珍しく貴重かも。そういう 雰囲気だと、♪民衆の歌にいるのは何か不自然。
まあ、ジャベールがそんな感じですし、 レミコン全体としてはちっとも良くなかったです。 いいかげんバランス悪くて、皆の声が勝手に聞こえる ♪ワンデイモアとかね。新生レミだなぁって感じ。 ソロは結構いけてるのに、掛け合いや重奏はダメ。
特にエポは、♪ワンデイモアで愕然としたのを ♪オンマイオウンで相当、評価持ち直したのに、 ♪恵みの雨で、どん底まで落ち込みました。 だから、うるさいってば。相手の声聴いて歌ってよ。 この人がキムを歌うのかとブルー入ったけど、 以前より「女」を強く感じる雰囲気になった点は 私が思うエポニーヌ像には思い切りマイナスでも 母になったキムにはプラスかもと考えてみたり。
今アンジョも、ちょっと坂健アンジョ化してた。 基本的には、革命が成功しそうな、コンブが要らない 知性派のリーダーという作りが健在だったけど、 時々は、ただただ大きな声が、うるさいだけ。 今日の彼に関しては、アンジョ登場前の椅子に 座っている姿が、最も惹かれたものだったかも。 舞台中央を向くように斜めに椅子に腰掛けて、 足は浅く組み、指も軽く組み、右の肘は椅子の背、 左の肘は組んだ足の膝に乗せるような決めポーズ。 割と頻繁に足を組み替え、手も頬に当てたり色々。 「君」「僕」とかで思想を語り合ってそうな、 おフランスな感じが、何ともトレビア〜ンで素敵。
そんな感じで。 バル&ジャベ、エポ&マリ&コゼのトライアングル、 マリ&アンジョ、どの組み合わせもダメすぎという 悲しい舞台だったにもかかわらず、バル&テナの、 コンサートならではの掟破りと、最後の最後にきた バルジャンの表情という力技で満足させてもらって 結構、満足したかもしれない気分で帰ってきました。
最後といえば、いくら祭とはいえ、6回?の カーテンコールはやりすぎじゃないのかなぁ。 キャスト全員が定位置に座った状態で幕を上げたり、 衣装を取り替えてみせたり、舞台上も苦労してて、 最後は下がっていく途中の幕が止まり、その下から 手を振ったりまでしてもらって、ようやっと終了。 そこまで良かったと感じた人もいるかもしれないけど ほとんど「お約束」状態なのはどうかと思いました。
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