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2004年09月16日(木) 『轟天vs港カヲル』

全然日記書いてなくてすみません。
『新選組!』の感想もまだだし、火曜にはいきなり決意して
『I Love You 愛の果ては?』橋本公演にも行ってるのに。
だけど、季節の変わり目のせいか疲れやすくなっていて、
帰ってきたらバッタリ寝たりしてしまっていて、何も書けず。
仕事も忙しいので、その最中に感想書けないのも大きいし。

そんな中、会社の健康診断に行ってきました。
全部終わって最後の問診、「体調は悪くありませんか?」
と聞かれて、「別に特に何もないです」と答えました。
医「階段上ると息切れしませんか?」私「運動不足なんで」
医「最近、疲れやすくありません?」私「もう年なんで」
医「急に起き上がるとクラクラと、めまいがしません?」
私「朝は弱いんで、気持ち悪いですけど」医「貧血ですね」
私「ああ、貧血気味とは前から言われてましたけど」
医「他の検査結果によりますが、多分 再検査ですね」
私「ええ〜っ?!」

つい最近、献血できたんですけどとか訴えたけど
数字は無情で、多分、この忙しいのに休んで再検査です。
確かに最近ちょっと、疲れやすいかなとは思っていた。
だから、朝昼晩ちゃんと食べて、早寝早起きを心がけていた。
でもどうせ、運動不足と肩こりと年齢のせいと思っていたのに、
ちっとも「健康」じゃなかったらしいことが判明しました。
まあね、ふと気づいたら、私の好きな人たちって ほぼ全員
今年でちょうど40歳なのに皆やたらと元気だったりするし、
私が「もう年で」なんて言ってちゃいけないって事なのかも。
とりあえず病院行くのは今月末の連続出勤を乗り切ってから、
ということになるけど・・・、とりあえず鉄剤買ってくるか。


ウーマンリブvol8
『轟天vs港カヲル〜俺を愛してきれいになあれ〜』

<出演>剣轟天:橋本じゅん、港カヲル:皆川猿時 ほか
<作>宮藤官九郎

ちょっと一気に病人気分になりながら行ってきたのは、
なんでそんなに元気なんだ?!ってほど元気で宇宙一強く、
顔も性格も暑苦しい、劇団新感線の名物キャラ・轟天出演作。
新感線の轟天シリーズは3本あって、どれも勢いあふれて
笑いまくっているうちに全編終わってしまい、カーテンコールで
「3時間、何も残らない舞台を観て頂き有難うございました」なんて
主演が挨拶してしまう、まさに「超楽しいだけ」舞台なのですが、
前回で終了した そのシリーズの主人公をクドカンが借りて、
大人計画の名物キャラ・港カヲルと対決させようという企画舞台。
轟天好きとしては、外しちゃいかんだろうと行ったのですが。

なんつーかなぁ、「微妙」。そういえば、
クドカンが遊んじゃえ企画「ウーマンリブ」シリーズは
前にも一度行ったことがあるけど、それも微妙だったっけ。
楽しいんだけど、どうにも気が抜けた感じで勢いは全然ない。
それはそれで中途半端なヒョロヒョロの今っぽさが好きだけど、
「熱く!」「どこまでも暑苦しく!」「真っ正面から濃く!」
という、どこにいても彼らしい魅力にあふれまくった轟天は、
クドカンの生温い気の抜けた世界と かみあってない感じ。

かをるちゃんも、冒頭の記者会見では「濃い!」とだけ
紹介されていたんですが、初見の私が「ちゃん」付けで
呼べちゃうような、愛嬌というか かわいらしさがある分、
暑苦しさに対して真正面から向き合ってない感じがあって、
その点でクドカンの世界にも十分に溶け込んでいる。でも、
轟天はあくまでもスマートさがなく、クドカン世界とは遠い。
その違和感が楽しいというほどまで消化されてはいないので、
「轟天」を観にきた今の私にとっては、クドカンの温さが嫌。
多分 私だって、ウーマンリブを観る気分で行っていれば、
逆に、轟天の暑苦しさが辛かったんじゃないかと思う感じ。

まあでも、クドカンが轟天を好きなんだなぁということは
ひしひしと感じられる舞台で、それは、同じく轟天を愛する1人の
ファンとして共感できなくもなく。すごい楽しそうに弄られてるもん。
仰向けから足腰を持ち上げた状態で ゆらゆら揺すられてたり、
ミニ丈のウエイトレス姿でパンツ脱がされそうになってたり、
思いっきりブチュ〜ってキスされて「こんな本 書くからだぞ!」
と、さすがにちょっと じゅんさん気味の轟天に言い捨てられたり。

外見からして いかにも薄〜いヒョロヒョロしたクドカンが、
轟天に弄られて幸せそうにしてる姿は、「ああもう、ただただ
これがやりたかっただけなのね・・・」としか思えなかったけど
彼の、少し ずるさ入った小動物系の笑いで人を見上げるような
中途半端な内気さも 結構それなりに可愛く見える私にとっては、
こういう舞台もありかなと、生暖かく見守れたものだったかな。
自己満足芝居の最たるものだとは思うし、こんなものに轟天を
つきあわせるなと思う気持ちもゼロじゃないけれど、まあ、
天下のクドカン様ですから。素直に、もう観られないはずだった
轟天がもう一度観られて嬉しかったと、そこに感謝しておきます。
どこにいてもやっぱりパーフェクトな轟天は幸せだったし。
あと、おみやげの轟天&カヲルちゃんウチワは、持って帰るの
恥ずかしいけど、ちょっとアイドル紛いで嬉しかったです。



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