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| 2004年09月24日(金) |
坂健inプルミエール |
WOWOWのプルミエール、久しぶりに見ました。 なんか、金曜の18時って忘れちゃうんですよね。 ただでさえ曜日の感覚もないしテレビも普段見ないしで、 出先や会社で気付くと、土曜の再放送も終わってたり。 それが、たまたま木曜日に『浪人街』を見たおかげで、 ああ明日、仕事に行く前に予約かけなくちゃと思って。 そうしたら、すごいラッキーが転がっていて。
私にとってのラッキー、それは坂健ジョン。 8月に始まるなり「このアホっぽい単純さがジョンだ!」と ひと目で納得、ものすごく分かりやすいアメリカンさを、 愛してやまなかった彼のジョン。彼のクリスに関しては、 初めて演じた回しか観ていないので評価が不公平かも しれないけれど、私にとって彼は絶対にジョンの方が適任。 「なんで、クリスなんかのために辞めちゃったのぉぉ」と、 勝手な言い草で泣いていたくらい。それがTVで観られて。
いや、ほんの数分なんですけど。でも相手役が、 彼と同じく簡単明瞭分かりやすい井上クリスだったし、 その数分で ぱあっと、私の『ミス・サイゴン』が広がった感じ。 9/5ソワレで、石井クリスと高橋エレンの作り出すサイゴンも、 多分理解して、しっかり感動できたと思いました。でも所詮、 この作品にはまってなくて、そうそうリピートする気もなく、 (既に5回観てますが)語る肝も見つけられない私には、 坂健ジョン&井上クリスの湿り気のない単純明快さこそが 作品としての救いでもあるようで。
観るたびに「これ、坂健もやってくれないかな・・・」と 思っていたドラゴンダンサーが、彼の姿で観られたのも収穫。 12年前、それでオーディションを受けて落ちていたなんて、 ちょっと豆知識的な話も聞けて面白かったし、あの衣装で 踊る坂健は、やっぱりとても似合っていて嬉しかったし。
彼に関しては、別にファンであるつもりはサラサラない。 「悩み」の演技に関しては ちっともできていない人だと思う。 でも、『砂の戦士たち』で、自分の病気を人に感染さないため、 ほとんど死ぬためのような病院に行くことをストンと決めた姿は 悩みを突き抜けたような明るさで逆に観ていてすごく泣けたし、 「自分の行動を疑う」ことを知らないアメリカンの正義感としても 見事に機能していたと思う。ハマると、ものすごく好きな人。 とにかく見事な声を持っていることだけは確かなんだから、 長所を生かした役を演じてくれることを期待してしまいます。
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