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2004年12月01日(水) 『ラヴ・レターズ』

変な感想だということは分かっているけれど、
終わって最後、挨拶のために2人が立ち上がった時、
トゥイに感じたのと同じことを思いました。
つまり「今のって戸井さんじゃなかったんだ」って。
「そうか、戸井さんってホントはこういう人よね」って。
さっきまで椅子に座って手紙を読んでいた人は、
確かに「アンディ」って呼ばれていたし、戸井勝海の
人生じゃないことはどう考えても分かるんだけれど、
つい、目の前にいる人物本人の話なんだと信じて
話を観続けてしまうくらい、それぐらい、
舞台上にいる人が本当の人間でした。

作り物や演技のアンディじゃなくて、血肉のある人。
目の前にいる友達が話してるのを聞いているようで、
彼の、ある意味ひどい、矛盾もしているような言動が、
そのまま「彼」だとして理解されてきたものだから、
観終わって感じたのは、「あなたと数十年すごせて
本当に良かった。」という思いだけでした。
決して、メリッサに共感していたわけじゃないけれど。
一番近いのは、メリッサの母ぐらいの距離感かなぁ?

何しろ、あんまりリアルなので、
「アンディ」という人物の是非を語ったり、
演技について云々したりということができません。
ただあったのは本当に、誰か(もちろんアンディですが)と
共に、2時間で数十年過ごしてしまった感覚だけでした。
あまりのことに、終わってから出会った社長にも、
「良かったです」しか言えなくて、すごく残念。
これが、戸井さんがサイゴン終了後に書いていた、
今回のサイゴンで演技が変わりかけたということ?
どういう意味を持っているのか分からないけれど、
何かすごいことが起きている気だけはしています。



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