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■食べ物
大切なのは他人を思いやる気持ちで 本当は自分はどうなってもいい筈だった けれどそれはいつの時代か 白けた奇麗事になってゆき 人々は相談の仮面で 悲劇のヒロインに成り下がっていった たくさんたくさん考えたのに 何も知ってはいなかった 生まれた時に神が植え付けた脳という実に 僕の肉体も支配されているだけだった ・・・自由はどこにもない・・・ そのうち腐って神の大好きな食べ物になる だから哲学は進歩しない 動かされてるのは体のほうで 行動に移さなければ意味が無いなんて 馬鹿達に振り回されてきた それは神に賄賂を贈った下衆達で もう魂さえ消えかけてるのを僕は見たんだ 考えているふりをして 僕は何も考えていなかった 大切なのは他人を思いやる気持ちだったのに
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