あんなに予定日に、脅かされていたので、だんだん不安が大きくなって、夜に泣きながら旦那様に電話をしてしまった。 旦那様の「産まれるときは産まれてくるんだよ。大丈夫」と、能天気な発言に、少々むっとしながらも、まあ、落ち着きを取り戻し、そうよ、腹を切ったとしても出てくるときは出てくるのよ、と開き直ってお風呂に入り、体を洗っていると、何やらピンクの泡がぽたぽた股から流れてくる・・・ むむむ??? これって、噂のおしるし?? いや、午前中に内診受けたから、出血しているだけなのかも・・・(このとき午後9時半くらい) とりあえず、早めにお風呂からあがり、再び旦那様と電話をしていると、なんだかちょっと、変な感じ・・・(午後10時頃) 「陣痛きたみたい」 と、電話で告げると旦那様は大慌て。で、急いで自習の予定を立て始める。 その間、私は陣痛らしきものの実況中継。 「き、きた・・・うう・・・あうう・・・ふう~~おさまってった」 しかし、初産ということで、まだまだ先は長いだろうと、その夜はとりあえず電話を切り、しばらく様子をみることに・・・ しかし、陣痛らしきもの(あんまり痛くないので陣痛と言える自信がない)がくる間隔はどんどんせまくなってくる! 母と妹と三人で時計と睨めっこしていると、ついに10分切って陣痛らしきものがやってくるようになってきた。 まだまだ陣痛という自信はないが、とりあえず、病院に連絡。(午前0時頃) 旦那様にも電話をすると「え~~もう病院行くの!?」と慌てた様子。 立会いをしてほしいなあと思ってはいたけど、まあこれじゃあ間に合いそうにない。 こうしてどたばたしながら(しかもいまいち陣痛という自信のないまま)病院へとむかうのであった
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