2002年03月10日(日) |
ちょっと早めの・・・ |
前日、旦那様が豊橋からやってきた。 電車で来るって言っていたのに、荷物が多いからって車で来た。 1泊するくらいで、何、荷物が多いのさ・・・もしかして仕事もってきてるのかなあ・・・学年末だし、そろそろ成績処理しなくちゃいけないのかなあ・・・なんて考えてた。 早めに来るって言っていたのに、ついたのは夜7時半。 まあ、夕飯には間に合ったからいいか。
外に車のあかりが見えたので、出て行くと旦那様が大きな荷物をおろしていた。 一体何を持ってきたのさ、と思いつつ、荷物をもって家に入る。 「仕事持ってきたん?」と聞くと 「それもあるけど・・・まだ内緒」とにこにこしている。 一体何さ、もったいぶって・・・ 家に入って荷物をおろすと、大きな箱を「はい」って渡された。 「何?」 「何だと思う?」 わからない、と答えつつ箱を開けるとプチタルトがずら〜〜っと並んでいた。 「な・・・どうしたん?」 「作った」 にこにこしながら答える旦那様に、私だけじゃなく、家族中がびっくり。 「ちょっと早いけど、ホワイトデーのお返し」 いちごが一個ずつのっかった、一口サイズのタルト。カスタードクリームと生クリームがおいしそう・・・っていうか、おいしかった。 「それからね」 とまた何か大きな包みを渡す旦那様。 「何?」 「ちょっと早いけど、誕生日のプレゼント」 そういえば、私ってもうすぐ誕生日なんだっけ・・・ちょっと忘れてた。 プレゼントの中身は洋服一式だった。なんで、なんで!?と言いながら泣きそうになっちゃった。 でも、家族の手前泣けない。がまん、がまん。 それからちっちゃい花束ももらった。 すっごく、すっごくうれしかった。 妊娠して体型変わって、洋服なんて入れば何でも良かったし、晃太朗が産まれて服装なんて気にもとめていなかったから(すっぴんだし、、眉毛ないし)そういえば私って女だったのねって思い出した。 母になっても女でいていいのねって思ったら、うれしくなってしまった。 だって、しばらく女捨てて母していなくちゃいけないって思うじゃない。
旦那様が遅れた理由は、プレゼント買ってタルトを作っていたら遅くなってしまって、荷物も多くなったから車で来たらしい。 「プレゼント何がいいってメールで聞いたのに、答えてくれないんだもん。これならよろこぶかなって思って」 うるるるる・・・旦那様。時々(いつも?)ものすご〜〜〜く優しくされると(いつも優しいけどさ)私はほろっとしてしまいます。
でも、スカート入らなかった(次の日トイレに行ってお腹すっきりしたら入ったけど)ショックだった。 「仕方ないよ、まだ産んだばっかりだし」と言いながら、やっぱりショックだった(入ったんだけどさ。でも肉が食い込んでた) 確かにね、晃太朗におっぱいあげなくちゃいけないから前開きの服じゃないとめんどくさいし、スカートなんてぴらぴらはいていられないし、きれいな格好していても乳吐かれたりしたらしょっくだし・・・でも、でもうれしかったんだもん。
なのに、なのに・・・晃太朗ってば、せっかく人が久し振りに「女」気分に浸っているのにぃ、新婚気分復活してたのにぃ、ほのぼのふんわりいい気分だったのにぃ・・・ ほぎゃあ、ほぎゃあ。かあちゃん乳くれぇ〜〜って泣くんだもん。 すっかり母モードに戻るしかなくなってしまった。 こんなものよね、どうせ・・・ふっ。
やっぱりしばらく母なのね。人前だってなんだって、乳出して飲ませなくちゃいけないのよね。そうなのね(涙)
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