イレコミ音楽
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2002年03月14日(木) 2曲の「ユア・エブリシング」

2曲の「ユア・エブリシング」
スタイリステックス VS マービン・ゲイ&ダイアナ・ロス

 You Are Everything/The Stylistics 1971 VS
 You Are Everything/Marvin Gaye & Diana Ross 1974

これを聞き比べてみよう!とても無理やりな企画です。(笑)

 まずね、どちらもキーは一緒でした!ってことは、スタイリステックスの男性ファルセットの声と女性ダイアナ・ロスの声のキーどちらも一緒なのですね、興味深いわ。
 曲の長さは14秒程、マービン&ダイアナが多いのですが(こまかぃ余談)
この14秒はイントロの「ブーんブーん」って音と台詞の時間(笑)あとはほぼ同じリズムで曲は進行しているってことなんです。うーん、こちらも非常に興味深いわ。

 元の歌はスタイリステックスで、彼等の「ユア・エブリシング」はギターの神秘的ムードからはじまるのでした。そして、グループならではの繊細なハーモニーは美しく、フォルセットのボーカルのまっすぐさがやさしく響きます。繊細でクラシカルな雰囲気が漂い、サビの盛り上がりもしっとりと・・・まるで、酒より珈琲が似合うような・・・正統派ソウルミュージックです、正座して聞きたくなります(笑)

 片や、スタイリステックスの3年後、マービン・ゲイ&ダイアナ・ロスの魅惑のデュエットである「ユア・エブリシング」は、神秘的でかつ、セクシーな2人の台詞「oh!ダーリンほにゃほにゃ」からはじまるのでした。こちらはドラムがもっとしっかりと刻まれ、小気味よいのよね。そしてダイアナ・ロスのしなやかな女性ボーカルから曲が広がってゆき、サビでは、マービンがダイアナの歌とからんでハモリ合います。次のソロはマービンが激しく男性っぽくを歌い上げてて、サビではダイアナのコーラスが入って、更にマービンをもり立てておりまして、2人のハーモニーの掛け合いは次第に盛り上がってゆくです。もうこれは絶品!いやぁ、マービンの歌い上げは実に気持ちいい。

 どちらをきいても名曲は名曲です!甲乙つけられませんね(笑)


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