Subterranean Homesick Blues...YANG(ヤン)

 

 

第19話 異常な興奮 - 2002年03月27日(水)

朝一番のお仕事いえば、
リンダの巨乳へホットミルクを吐き出すこと、
そして、食卓でリンダと一緒にトーストとホットミルク
を飲むことだった。
それが今は違う。
二人の愛欲の生活にひとつのリズムが加わった。
ピアノに向かい二人で歌う。
仲良く腰かけ時に笑い、時には真剣になって
二人は歌った。
リンダの歌は小鳥の羽のように軽やかで、
ブライアンの声から一定の距離をおいて飛び回った。

そんなある日リンダが大好きなオザケンの歌を
歌った。
「誰の歌なんだい。」
「日本人の歌よ。」
「日本人?」
ブライアンはしばらく黙ったあと、
突然さけんだ。
「そうだ。日本だ。ツアーだ。」
そういうとリンダの肩に手をかけ、
「リンダ、僕、今なら歌えるよ。もう一度、
歌うよ。いや、歌いたいんだ。」
「ブライアン、聞かせて、あなたの歌を。」

ブライアンは興奮していた。
息があらくなり、どうしたらいいかわからなく
なってきたブライアン。
そして、リンダの巨乳をわしづかみにすると、
そのまま、ピアノの上に倒し、荒々しくリンダを
抱いたのであった。
高まる期待を、
性欲とごっちゃにしてしまっていたのであった。


つづく


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