不思議っ茶の日記
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2002年07月13日(土) |
世に通知表というものありき・・・ |
今日は小学校で、夏休み前の学級懇談会があった。
暑かったけど、いそいそといった。
まず通知表が、絶対評価になった、というお話があった。
いままでだと、たとえば、5は、クラスに 何人と決まっていて、比較してからの評価になっていた。
でも、これからは、よくできる!!となれば何人でも5をもらえる。
これが絶対評価だ。誰がこの評価をくだすか〜〜〜、それは生徒一人について、担任 学年の先生方〜〜教頭、校長である。
ここで問題である。
では、どこで「できる」と、「よくできる」の線を引くか???
この線を引くマニュアルがあるそうだ! こうであれば、「よくできる」と判断する〜〜というもの。
しかし、これは絶対的なものではなく、参考に〜〜ということだ。
つまり、前述のスタッフが絶対評価を下すのである。
ここでまた、問題である。
内申書というものだ。
つまり、絶対評価を下す学校間格差が存在することを、認めなければならない。
これは小学校も中学校も一緒なので、特に内申書をきにする、高校受験の中三生を例にあげよう。
A中学は評価が厳しく、B中学は、ゆるいとなれば、A中で英語など受験5科目の平均点が80点の生徒と、B中で同じレベルの問題の平均点が75点の生徒〜〜がいたとする。
Aの子供は通知表の評価が平均4とする。 Bの子供は5とする。
さて、高校はどう二人の受験生の内申書の点数をきめるだろうか???B中のほうが有利である。
京都市のばあい〜〜それを解消すべく 市内統一テストをする。 つまり、学校レベルを見るわけだ!!! このテストは、無記名ということでやるそうだ。
ご苦労なことだと思った。
学校改革は、結局現場を混乱させるだけだと思うが〜〜。
そんな制度より、1クラス〜〜30人〜20人学級の実現をお願いしたい。
学校は少子化でどんどん生徒が減って行っている。40人学級のおかげで、学校の教室が空いてる。
先生になりたい〜学生も多いはず。 現場の先生方も望んでいると思うのですけど〜〜。
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