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2007年03月18日(日) 残雪のアスレチック登山

艦長日誌 西暦2007年3月18日

 アウトドアサークルのイベント、今月は日田の鷹ノ巣山です。大分自動車道で日田へ、その後国道212号〜496号で野峠へ抜ける。まずは登山口近くの高住神社へお参り。英彦山の修験場のひとつ豊前坊跡で、八大天狗の一人英彦山豊前坊を祀る場所としても有名。石段の参道と巨大な天狗杉、御神水などなど見所多数。来週21日には護摩炊きがあり火渡りの行事も行われるとのことで、準備をされていました。



 さて薬師峠へ向かい登山開始。一の岳を目指す。先日の寒波でまさかの残雪。ここまで残ってるとは思わなかった。先月は雪山登山の予定で雨、今月は春山登山の予定で雪・・・あべこべです。


 林道を離れるといきなりの急登。気温は結構低いが風がなく寒くはない。山中も日陰になっているところは残雪。岩には氷柱も見られる。


 アスレチックな登りであっという間に一の岳へ。二の岳、三の岳へも痩せ尾根あり岩登りありで飽きる間がない。さらに踏み跡少ない残雪が美しい。
三の岳では断崖をよじ登る。ロープがかかっているが、あくまで補助。三点指示で慎重に登る。


 登り終えると絶景が広がる。遠く雪を頂いた九重の山並みもうっすらと見える。



 三の岳山頂で記念写真を撮った跡、倒木跡に出来たテラスで昼食。見晴らし最高だが、足下はこんな崖。おむすびコロリンなら可愛いが、ザックコロリンや人間コロリンは避けたいところ。狭いテラスに、我々の一行6人と、中津からのパーティー10人近くが一緒になり賑やか。場所を空けるため素早く食事を済ませ下山開始。


 登ってきた断崖をまた慎重に下り、帰りは危険を避け巻き道で薬師峠まで。こちらのルートは森の中をトラバースする。常緑樹からの木漏れ日が残雪に反射し美しい。気温も上がってきて春を感じる。


 14時には下山。山国町で温泉に入り、帰りは一目八景に立ち寄ってから大分へ戻る。


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