沢の螢

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風薫る
2002年05月03日(金)

おとといから今日まで、連休の谷間の三日間だった。昨日も、おとといも雨まじりの薄ら寒い日だったが、今日はよく晴れ、庭の緑もとりわけよく映り、「風薫る」という感じの一日となった。
両親の分も合わせて4人分の洗濯をした。洗濯機を回すこと3回、庭先のテラス、2階のベランダまで、物干し竿を満艦飾にして、昼頃やっと終わった。
1時に、市内の友人と図書館で待ち合わせ、6月の連句関係の行事の案内状を発送する作業をした。100通ばかりの郵便物を、そのまま郵便局に持っていき、「料金別納」扱いにしてもらって、完了。
友人と別れ、私は図書館に戻り、短歌関係書、車谷長吉の新刊本など借り、スーパーで食料品を買って帰宅。
留守中に、夫が父を散歩に連れて行ってくれたらしい。ケアハウスに行ってから、あまり散歩させてもらってないと見え、歩く力が弱くなっているそうだ。「やっぱり、確実に年取ってるね」と夫が言う。2年前まで、一緒に住んでいたときは、外に出たいために、時々迷子になり、探し回ったりしたが、もはや、そうしたことはない。眠っている時間が長くなり、そうやって、自然に別の世界へ、近づいているのかもしれぬ。
母の方は、台所で、ちょこちょこ何か作ったり、父の世話をしたり、よく動いている。耳の遠いことをのぞけば、まだまだしっかりしている。食卓では、母の話が中心になっている。
残り時間がどのくらいあるか判らないが、今日の日のような穏やかな毎日を過ごさせてあげたい。

母作る五目サラダや風薫る

2002年05月03日 00時28分07秒



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