沢の螢

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ウイルス殿
2002年07月05日(金)

7月6日は、なにやら新種のウイルスが活動する日なので、注意を、と言う知らせが入っていた。
私のパソコンには、ウイルス防御ソフトが入っていて、毎日のようにアップデートしているが、これだけ、人の愉しみに水を差すウイルス君とやら、何がよくて、そんなことを繰り返すのかねえ。
それだけの知識と頭脳をほかのことに使ったら、世界を救うことだって出来るかもしれないのに。
セキュリティを強くしたら、ある人から送られてきた、必要なファイルまで、自動的に、削除されてしまった。
もう一度ファックスで送ってもらい、お詫びのメールを送ったが、全く困ったものだ。
門戸を開けば、招かれざる客が入り、ドアを閉めると、来てほしい人を、シャットアウトすることになる。
おかげで、ページは重くなるし、便利なはずのメールも、知識の長けた人ならどこからでも読み込み可能とあっては、うっかりしたことは書けず、機械のごとき無味乾燥なものになる。
もっとも、そもそもメールで、ラブレターなど書こうとする方がおかしいのだろうが、大事な人へ、心情を込めたメッセージを書くなら、元のように、封書の手書きで、と言うことになりそうである。
住所、本名、電話番号などの個人情報も、個人のメールから漏れることがあるとのこと、それらをセットで書き込むことは、セキュリティの点でキケンと聞いた。
私は、ひとの個人情報を、断りなしで、第三者に知らせたりはしないが、そういうことに、あまり神経を使わないひともいるので、自分の情報が、知らない間に、往き来している可能性はある。
面識のないひとから、いきなり、本名で使うアドレス宛にメールが来ると、誰が教えたんだろうと、ビックリする。
ネット上のことなら、ホームページに表示してあるアドレス宛に来るはず。
私のアドレス帳には、本当に必要な人のものしか入っていない。15人くらいのもの。
ファイルにも、住所や電話番号は、入力しないことにしているし、複数のひとに同時にメールを送るときは、なるべくBCCを使うようにしている。
でも、それだけ用心していても、悪知恵の長けたひとには、かなわないだろう。
利便性と危険が裏腹に存在するネットの世界、自分とそれにつながる人たちのプライバシーを守りつつ、どこまで愉しむか、考えさせられることではある。

2002年07月05日 08時23分48秒



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