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昨日、信州から東京に帰ってきた。 ひと頃に比べて暑さは和らいでいるようだが、やはり高原とは違い、今日は少々蒸し暑い。 風はあるが、さわやかとは行かない。 なんだか、ずいぶん久しぶりの暑さのように感じる。 出先では、思うようにインターネットが使えず、メールの返信などもそのままになっていたので、帰ってから、早速、返信。 元々私は、メールの送受信は少ないので、頂いたら、なるべく早く返すのを原則としている。 今日は、私のホームページを見てくれている人から、メッセージがあった。 社会的な広がりのない私の日記なども、読んでくれる人がいるのは嬉しい。 ひと月前、私のホームページに関して不快なことがあり、いっそ閉じてしまおうかとさえ思った。 でも、こうして、少ない数ではあるが、好意を持ってみてくれる人があることを考え、また、私自身も、せっかく一人で、半年がかりで、ここまで作ってきたのだからと思い直し、ページ全体を、この際、編成替えすることにしたのだ。 イヤなこと、それにからむ人間たちのことは、もう考えないことにした。 けろっと、何もなかったようには行かないだろうが、メソメソ嘆いても仕方がない。 所詮、偏見と悪意のあるところに、何かを求めるのは、無理なのだから・・。 折りも折り、だいぶ前にリンクの依頼をしたまま忘れていたサイトから、「掲載しました」との知らせがあり、もはや自分の感情だけで、簡単に消すことも出来ないなと悟った。 当初、私はホームページを、自分のメモ代わりに考えていて、サーバーに置いておくのは、銀行の貸金庫のようなもので、時々、取り出して、一人で愉しんでいれば十分と、思っていた。 でも、コンテンツが増えるに従い、自分だけで見ているのは、物足りなくなってきたのである。 さらに、連句のボードを設けてからは、連句関係のページだけは、関心のある人に、なるべく多く見てもらいたいと思うようになった。 しかし、世の中には、いろいろな人がいる。 こちらの考えが、そのまま受け入れられるとは限らない。 「坊主憎ければ袈裟まで」という言葉があるが、「あの人が作ったホームページなんか、見たくもない」という人がいてもおかしくない。 ネットは、虚構の世界、削除も、アップロードも、一瞬のうちに出来てしまう。 人間の気持ちより重く見ることはない。 ファイルは、保存しておけば、いつでも復帰が可能だが、傷付いた人間の心は、簡単には元に戻らない。 インターネットは、人間関係を豊かにするためのもの、それが大きな顔をしてのさばるようになったら、捨てた方がいいのだろう。 そう思いつつ、ホームページの更新に取りかかったところである。 2002年08月29日 20時09分10秒
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