沢の螢

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ホームページの作り直し
2002年08月29日(木)

昨日、信州から東京に帰ってきた。
ひと頃に比べて暑さは和らいでいるようだが、やはり高原とは違い、今日は少々蒸し暑い。
風はあるが、さわやかとは行かない。
なんだか、ずいぶん久しぶりの暑さのように感じる。
出先では、思うようにインターネットが使えず、メールの返信などもそのままになっていたので、帰ってから、早速、返信。
元々私は、メールの送受信は少ないので、頂いたら、なるべく早く返すのを原則としている。
今日は、私のホームページを見てくれている人から、メッセージがあった。
社会的な広がりのない私の日記なども、読んでくれる人がいるのは嬉しい。
ひと月前、私のホームページに関して不快なことがあり、いっそ閉じてしまおうかとさえ思った。
でも、こうして、少ない数ではあるが、好意を持ってみてくれる人があることを考え、また、私自身も、せっかく一人で、半年がかりで、ここまで作ってきたのだからと思い直し、ページ全体を、この際、編成替えすることにしたのだ。
イヤなこと、それにからむ人間たちのことは、もう考えないことにした。
けろっと、何もなかったようには行かないだろうが、メソメソ嘆いても仕方がない。
所詮、偏見と悪意のあるところに、何かを求めるのは、無理なのだから・・。
折りも折り、だいぶ前にリンクの依頼をしたまま忘れていたサイトから、「掲載しました」との知らせがあり、もはや自分の感情だけで、簡単に消すことも出来ないなと悟った。
当初、私はホームページを、自分のメモ代わりに考えていて、サーバーに置いておくのは、銀行の貸金庫のようなもので、時々、取り出して、一人で愉しんでいれば十分と、思っていた。
でも、コンテンツが増えるに従い、自分だけで見ているのは、物足りなくなってきたのである。
さらに、連句のボードを設けてからは、連句関係のページだけは、関心のある人に、なるべく多く見てもらいたいと思うようになった。
しかし、世の中には、いろいろな人がいる。
こちらの考えが、そのまま受け入れられるとは限らない。
「坊主憎ければ袈裟まで」という言葉があるが、「あの人が作ったホームページなんか、見たくもない」という人がいてもおかしくない。
ネットは、虚構の世界、削除も、アップロードも、一瞬のうちに出来てしまう。
人間の気持ちより重く見ることはない。
ファイルは、保存しておけば、いつでも復帰が可能だが、傷付いた人間の心は、簡単には元に戻らない。
インターネットは、人間関係を豊かにするためのもの、それが大きな顔をしてのさばるようになったら、捨てた方がいいのだろう。
そう思いつつ、ホームページの更新に取りかかったところである。

2002年08月29日 20時09分10秒



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