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![]() 夏の夜 たまには 家で過ごす週末もいい。 部屋の灯りを消して 『DEEP BLUE 』のDVDを観ながら 神秘的な海の世界に酔いしれる。 これ、最高。 綺麗で過酷な映像。 いろんな意味で涼しくなれるよ。 お試しあれ☆
母親が不在のため 今日一日、我が家を守る。 これが意外に忙しい。 家事全般のみならず 台所をうろつく度にあちこち汚して歩く父方の祖母や父親から目を離さず、厳しく躾なければならない。 台所から聞こえてくる父親の鼻歌。 この鼻歌がくせものなのだ。 案の定、台所の床にはコーヒー豆が散乱していた。そのまま立ち去ろうとしている父親を捕まえて、軽いお説教と掃除の指示。ボケてるわけでもないのに、とにもかくにも世話がかかる。 「なんだかママに似てきてやだな。」 笑顔の 愛すべき父親のボヤキを聞きながらふと考える。 果たして私の人生のパートナーは どんな人になるのだろう? 父親に似ている人を選ぶのかな。 基本的に真面目で穏和。 だけど米すら自分で研げない。(研がない) まぁ、それでもちゃんと稼いで家族を養っているのだからご立派、感謝。 こちらも、十分世話をして頂いている。 家庭だけじゃない。 会社でだって、どこだって みんな誰かの世話焼き人生。 Don’t you think ?
もともと何もなかった頃。 あの頃に戻っただけなのに 夏の夜空を明るく照らし 儚く消えた花火のような 切なさがこの胸に残るのは 思い出が 多すぎるからなのだろうか。 もともと何もなかった頃。 そこには、シンプルなしあわせがあった。 とても簡単なしあわせだったのに。 今となっては手に入れ難い。 だからせめて I just wanna be natural. ありのままでいたいと思う。 無心になって。 限りなくZERO に近づくんだ。
「あなたの色は何色ですか。」 この1ヵ月。 グレーの世界で生きる私は グレーの世界で生きる人々に 毎日のように問い続けた。 そうしてようやく理解した。 グレーの世界にいる人々は 決して自分の色を答えない。 生きるため 必死で身を守るその姿に 人生の重さを 感じずにはいられない。 人それぞれ 背負うものが違うから その生き方を 否定する気もないけれど。 グレー その色だけには 染まりたくない染まれない。 ◇ ◇ ◇ ◇ 白を白だといったために 失うものがあるとして。 黒を黒だといったために 失くす人がいるとして。 それがどうした それが君だ だから腐るな その勇気を 見ていてくれる人は 必ずいる。 グレーの世界には 白や黒が必要だと いえる君に出会いたい。 ![]() 金曜の夜 生まれた街の小さなカフェで 広い宇宙のどこかに いる君を願った。
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