2004年09月30日(木) |
ジブンは、ダレカのために。 |
『自分』は『誰か』のために生まれてきたんだ。
『自分』を必要とする『誰か』。
すぐそばにいるかもしれない。
いないのかもしれない。
だけど、きっといつか出会えるんだと信じて。
今日も、誰かを愛せたらいいね。
強く見えたり、
強く見せたり、
強がったり、
無理したり。
誰も、強くなんてないんだよ。
強くなろうと、してるだけで。
私が10割想っていなかったら離れていくくせに。
私を10割想っていなくても許されるんだね。
それが、負けって言うこと?
生鬼の目玉をも刳り貫く社会で、
終わり無き鬼ごっこをさせられていると感じるならば。
ただただ捕まらないようにと祈るばかりです。
鬼は、直ぐ其処にも来ているのだから。
恋する野獣。
焦がれる先に、
まあるい、まあるい、お月さま。
恋する野獣。
遠吠えた。
こんな醜い僕だけど、
貴女を想うこれだけは、
この世の何より美しい。
叶わぬ恋の、ものがたり。
貴方が必要としてくれること。
それだけで、私は。
空を掴んだ翼を持つものたちよ。
永久に休み無き旅を。
地に足を着ける儚きものたちよ。
永久に終わり無き大空への憧憬を。
夜の沈黙に瞳を光らせるは誰じゃ。
静かに静かに獲物を待つは、
ただただ生命を繋ぐ為。
誰じゃ、誰じゃ、誰じゃ、誰じゃ。
透明な吟を澄んだ夜空に響かせれば、
星々の輝きが共鳴し、
月を撫でる様に弦を弾けば、
藍に染まった湖が啼くだろう。
それは、終わり無き者の命の唄。
お前が何故そんなにも不安か、
当ててやろうか?
相手の気持ちが見えないからさ。
オレには見えてる。
見たいか?
どんな時も、相手の気持ちが見たいって思うのかよ?
・・・そう、それじゃあ、契約書にサインを。
2004年09月20日(月) |
どうでもいいんだよね。 |
きっと、どうでもいいんだよね。
都合が悪くなったらいらないんだよね。
何も、私じゃなくてもいいんでしょう?
みんなの前では会いたくない。
私だけの貴方が欲しいの。
今はただ、穏やかになりたい。
誰にも乱されない、自分で在りたい。
そう、ヘラのように。
嫉妬の業火で
相手を焼き殺してしまえれば。
愛する人よ。
君は、『気持ち』ってモノについて考えたことがあるかい?
例えばそう、『僕が君を想う気持ち』。
『気持ち』に形なんてないだろう?
だから、僕は、毎日変わり続けていると思うんだ。
わかりやすく言えば、
今日がマルなら明日はサンカクといった感じ。
その日、その日に『気持ち』が在って、
それは昨日と同じじゃない。
だから、約束しよう。
毎日毎日、君に違う形の『気持ち』を送ると。
毎日毎日、違った色の、僕の庭に咲いた薔薇に添えて。
愛する人よ。
君は、何を信じる?
身体は此処に本当に在る?
誰もいない世界で。
君は、目に見えている全てをそのまま信じるの?
お前は所詮、俺の影。
一生其処で、囚われてろよ。
誰かの名前を呼ばないで。
できることなら、封印させて欲しいのよ。
2004年09月12日(日) |
ただ其処にぬくもり感じた。 |
別れを思って泣く君に。
触れられるぬくもり感じて、
ただ現在を生きてみよう?
別に上に立ちたくないと言うアナタ。
別に下ではないと思うアタシ。
ほら、おんなじところに立ってるよ。
少し、ほんの少し。
空がいつもより突き抜けて見えたから。
今日はいつもより全てがクリアなんだろう。
貴方を好きなのが私?
貴方が好きなのが私?
私が好きなのが貴方?
私を好きなのが貴方?
2004年09月08日(水) |
失くした腕と君の涙。 |
朝起きたら僕の腕がなくなってた。
ベッドから起き上がったら、
君が必死で床を這いずり回ってた。
自分のせいで僕の腕がなくなったからって。
早く見つけないとくっつかなくなるって。
別に、なくてもよかったのに。
傷口に指をめり込ませて感じる暖かさは、
生きている証拠。
失くした腕は君を護れた誇り。
滴り落ちてシーツを染める紅が、
君の涙。
もう、何も見えない。
其の握り締めた拳でも良い。
唯其処に転がって居る金槌でも良い。
心行くまで私を打って。
そっと薄ら笑いながら、
私なんか死んでしまえと罵って。
主人が踏み潰すまでも無く
今此処で取り出して見せましょう。
貴方に服従を示すために。
もし、私が死んだなら。
鞣革にしてお部屋のマットにでもして頂戴。
アナタに踏まれて生きていたいの。
僕等は腐らないよう生きていく。
何かに躓いたとしても、
大丈夫、信じるものがある限り。
君は、生きていけるんだよ。
アナタは
ワタシを
信じているの?
こんなに嘘吐きなワタシを。
何処までも透明になりたいんだよ。
なのに、
嗚呼、如何して僕は蒼いままなんだろう!
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