舞い散るのは
そんな言葉たち
365の汚心へ捧ぐ
強く強く握りつぶし
そして気づく
だからこそ
心からの言い訳を
その重たさに また気づく
『ここは平坦で遠くまで見えるけど 光は当たらない だからその窓を割って行く』 べきなのか
『切らした息を元に戻す』 べきなのか
どうする
+
鬼束ちひろ BACK DOOR (『 』内)
そこに
逃げ道など
あるはずが無い
右か左か
黒か白か
生か死か
積み上げてきた
1つ1つを否定する
少しずつ少しずつ
何度でも繰り返し
明確なその線引きに
吐き気がする
「だから何?」
この静かな寝息の隣に
居れることが
ただただ嬉しい
Happy Birthday.
止めよう
気づいた
そんなもの無い
話す言葉のその中に
どれほどの意味があるのだろう
流した言葉のその中に
どれほどの意味があるのだろう
消えた言葉のその中に
どれほどの意味があるのだろう
私の吐いた言葉の中に
どれほどの意味があるという
青空を纏って
星空に閉じ込められた
鳩の影
それは自由か
不自由か
私は私のままでいたいのに
残された時はそれを許さない
限られた時はひたすらに
限られた時をただひたすらに
自己満足の優しさと
誤った思いやり
何もできないのならば
いっそ偽善者に
自分を責める事を
「逃げ道」
になんかしない
This behavior is by design.
こんなにも脆い地の上に
両の足で立ってみる
その意味さえわからないのに
私だっていつかいなくなる
それでも?
さりさり
さりさり
落ちては転がる冷たい塊
あなたには届かない凍えた音
さりさり
さりさり
私が見たいのは
私が見ようとしているのは
ただの夢
私が信じたいのは
私が信じようとしているのは
ただの幻
本当のところは
わからないから
心からの笑顔で
守れなかった約束と
護りきれなかった言葉達
信じたのはそんなこと
思い出にしなきゃ駄目ですか?
間違った優しさで
逃げ道など用意しないで
私に見せたりしないで
弱い自分を気付かせないで
間違いだらけの私でも わかってることがある
あなたはいつも正しい
歩む道の遥か先に見えるのは
「この先行き止り」
今度こそなんて存在しないって どれほど思い知らされても また次を見出すから どうしようもない深みから抜けられない
簡単な事
やめてしまえばいい 楽になれる
そんなものありはしないこの世の中で
絶対を絶対にしてみせて
「人びとを癒しつづけてきたルミナリエの試験点灯が…」
告げるニュースキャスター
癒されたくないものだってあるでしょう?
明日は見えなくていい
痛いのは今だけでいい
私から日常が切り離せないように
あなたからも日常は切り離せない
見誤った個人主義は
即ち
ただの押し付け
アマリニモ綺麗ナにせものガ溢レテイルカラ
ドレガほんものデドレガにせものカワカラナイ
コレハほんものノにせもの?
ソレトモにせものミタイナほんもの?
手がつめたいのは心が温かいから
違う
奪い取っては 心に溜めてるの
温かさを
寒いのは嫌だから
失った時に感じる痛み
それに耐えられるから
今も生きてる
だってそんなの
大した事じゃないでしょう?
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