『たけぐせの随・弐』
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男にゃ、意地ってもんが必要さぁね。
悩みの先へゆくか。 悩みの内にいるか。
選ぶべきは知っている。 風が吹いているんです。
2005年06月13日(月) |
『いつも何処かへ消えてゆく』 |
ここでわたしが踏み止まれば、
きっとあなたは真摯のままに、
わたしの中に残るでしょう。
臆病でしょうか。
似非でしょうか。
知らない真実はいつも何処かへ消えてゆく。
2005年06月10日(金) |
『行かない理由も見つからないし』 |
目を瞑れば遡り、 決してそこへは 還ることなく。
2005年06月07日(火) |
『泣くに泣けなく、涙する』 |
浅く浅く稀薄なものを 寄り処として、愛といふ。
今日はいづこで何をせんとも、 明日のゆくえを知らいでも、 ひとりだろうとふたりだろうと。
想い遣りなく、愛といふ。
2005年06月06日(月) |
『いいひとの行く末など知れている』 |
何もいらないと嘯(うそぶ)いてみせ、
知らぬ間に胸に当てている。
バス停ですでに20分は待っていた。
となりのおばちゃんが話しかけてきた。
「あんたどこまでいくの?」 「○○です」 「あ〜、それじゃ歩けないわね」 「ここ、いつもこうなんすか?」
そうなのよ、とここらの交通事情の説明をしてくれた。 そんなところへバスが来た。
「あ〜、やっと来た、やっと来た」と他のおばちゃん。
3人して顔を見合わせ、なにやらアイコンタクト(笑) 変な連帯感がうまれてるヒトコマ。
なんだか和やかなものを感じつつ、 目的地では散歩中のいぬっころと戯れてみたり。
優しくなれた1日でした。
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