東野圭吾『仮面山荘殺人事件』 1時間で読んでしまった…もっとちびちび楽しめばよかった。 これで真相かなーと思った後でもうひとひねりあったのには参った。 「やられた!」と倒れるのが推理小説の醍醐味。
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研究コースの歓送会である。 会場は大学近くのイタリアンレストラン。 こういう行事があると、いよいよ区切りの時期が実感を伴ってやってくる。 後は無事修了式で学位証明書を貰うだけである。
しかしコージ苑、論文の締め切りをすでにぶっちぎってたりして… 研究職って結局卒業は関係ないのね。 じゃ、じゃあもしかして本当の卒業って…死ぬ時ってことかい?
こわー…
よいしょと早起きして映画に出かける。
1.「アメリ」 話題の作品だという単純な理由で観たのだが、監督がジュネだということを後で知った。←まぬけ なるほど、どこかで見たノリだと思っていたら「デリカテッセン」であったか。 何でも女性に人気だそうだが、これに「かわいい」という印象を持つかなあ… あえて言うけど、薄ら寒い怖さを感じさせる映画だと思うぞ。 ただ、アメリが目の見えない老人の手を引いて町の様子を話して聞かせるシーンに泣いた。 (コージ苑、老人に弱いのよ)
2.「マルホランド・ドライブ」 「アメリ」とは対照的に、恐怖がダイレクトに迫ってくる作品である。 しかしコージ苑ときたら主演女優達のばいーんとした胸が気になってしょうがなかった。 ってしょうがないのは自分だろ… (あ、レズ嫌いな人は見てはいかん。)
コージ苑の住む地域、学園「都市」と銘打っているにも関わらず結構な田舎である。 何が田舎かって…まあ、日々いろいろと感じるところがあるわけだ。
今日は道路の話。 元々何も無い土地に計画的に道路を敷いたものだから、主要道路はとにかくまっすぐ。 どの位まっすぐかというと、例えば20キロ以上離れたコージ苑宅と駅の間で曲がる回数僅か4回。 つまりアメリカンロードムービーに出てくる様な地平線が見える道であり、 ♪ア〜イア〜ムコーリングユ〜♪などという歌がよく似合うのである。
これだけならば見た感じはそこそこ都会である。 街路樹もよく整備されているし、最低2車線が確保されている。 では、何をもってここに田舎を感じるか。
今日コージ苑が運転中に見た動物の死体3体。 内わけ:犬、猫、狸。
∴Q.E.D.
朝6時に携帯が鳴る。 ワン切りかと思ったら店だった。 間違いでスケジュールが入っていたらしく、「遅刻だぞ」電話なのだったが… コージ苑、事前にちゃんと「入れない」って言ってたじゃん。 バイトでもなきゃ誰がこんな早朝に起こされてにこやかに応対できるかっつの。 明日もさぼったろか、という考えがちらりと頭をかすめる。
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二人して昼前に起き出し、だら〜と身支度をしてだら〜と出かける。 昼食はコージ苑御用達のカフェごはん。 普段静かな店内が、大学生の集団のおかげで昭和通交差点並みのにぎやかさである。
「つくばらしいところ」と言われて大学しか思いつかないというのは結構悲しかったが、 実際時間もないので、全国第2位の敷地面積を誇る我が大学の周囲をぐるりとドライブ。 頃合を見て藤緒さんを駅まで送っていく。 あっさり始まった旧友との再会はやはりあっさりと終わった。
夜は電話続き。 後半戦にお付き合いいただいた旧友とはいつも3倍速圧縮ソフト的に言葉が交わされる。 電話を切った後に試験修了直後のような虚脱感を感じるってすごい会話…
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恩田陸『麦の海に沈む果実』 閉じられた世界の話(密室じゃなくてね)というのはそれだけで倒錯的だ。 それで登場人物が少年少女ときちゃあ… ルイス・キャロル的な無意識の隠微と不条理が生む怖さがお好みの人にお勧め。
コージ苑のすんでいる町は首都圏の外れにある。 で、こちらに来る前は首都圏=東京に近い、というイメージを抱いていたのだが、 実際住んでみると何のことは無い、首都は遠い。 しかし、遠いからこそ首都の価値を感じるのではないかと思う「時もある」。 ちくしょう、羽田遠いよ(笑)。
福岡から高校時代の友人、空子さんと藤緒さんがやってくる。 11時羽田着ということなので、昼食でも一緒に、と空港までお出迎え。 到着ゲート真正面のレストランでビジネスマンランチを食べ、モノレールに乗る。 東京初めてという藤緒さんはしばしの沈黙の後、こう言った。 「普通の人ばっかりやん」 …姉さん、東京に偏見持ちまくりですな…
ダーリンと逢う空子さん(幸せ者め)と別れ、藤緒さんとコージ苑は目白へ。 藤緒さんが上京の目的を果たさんとしている間、コージ苑は茶を飲んで待つ。 1時間後、再度合流して新宿へ行く。 休日で殺人的に混雑する南口をタイムズスクエアへと向い、最上階から攻めていく。 実はコージ苑、アパレルで働く藤緒さんにスーツ購入のアドバイスを貰おうとたくらんでおり、 ハンズから何気な〜くそちらの売り場へと彼女を誘導する。 1時間程悩んだ挙句、INDIVIでグレーのワンボタンのテーラードスーツ3点プラスインナーを購入。 約8万、お大尽にも現金で払う。優越感3割罪悪感7割。つまりは小市民。
本の虫が二人揃えば紀伊国屋は天国。 これも最上階から攻めたおし、だらだらと、しかし精力的に時間を過ごす。
夕食はマインズタワー内の和食「やまと」で。 ここは東京在住の友人に以前連れてきてもらった店で、豆腐料理を中心に出す。 気分財布ともに余裕があり、さらに連れがいる時に行きたい店である。 豆腐サラダから始めて料理数品、雑炊と杏仁豆腐で〆て一人頭3千円。 おいしいものを食べると胃に入る前に体内に吸収されている気がするぞ。 (普段ろくなもの食べてないともいう)
つくばに戻り、だらだらと部屋飲み。 二人とも疲れていたので、そんなに遅くならず就寝する。 お休みの運動に、藤緒さんにお泊まり用ベッドの空気を入れてもらう。 結構寝心地がいいらしい。「HERO」で松たかこも絶賛(笑)。
明日は友人が九州からやってくるのだ。 人を迎えるにしては部屋が汚いので(例によって)、掃除をする。
ゴミの種類でその人の暮らしが分るんではないかと思う。 家は紙類が徹底的に圧倒的に絶対的に多い。 従って、ゴミ袋よりもダンボール箱の方が分別に便利なのである。 今日も近所のスーパーから一つ貰ってきて、そこへゴミを放り込んでいく。 通常は一箱が一杯になるくらいの紙が廃棄処分となる。
ついでに増殖を続けて部屋を侵食せんとする書籍類を整理する。 購入時余裕があった本棚は、既に飽和状態である。 不要になった本を選ぼうとすると、座り込んで読んでしまうのはなんでだろう。
ホットカーペットが壊れたことは以前に書いた。 今日はそれを荼毘に伏し、2代目電気制御敷物之助をセッティングした。 サイズが1代目よりも多少大きいため、コントローラーにひっかかるCDボックスを移動する。
花を活ける。 今日貰ってきた花材は小手毬、菖蒲、金魚草、額紫陽花とカーネーション。 花が入るとお客様仕様の部屋になる。
毎度毎度大掃除になるのはこまめに掃除をしないからだ、という事はわかっている。 わかっているのにやらないのは単にずぼらな性格だからだろう。
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沙村広明『無限の住人��』 コージ苑が新刊を心待ちにしている作品の一つである。 天津様いっそ蟲を飼って不死身になるのだ。 そうすると最終回はどっちかが首落として終わりだな…(殺伐)
冬目景『羊のうた� � なんか映画化するらしいが…Vシネ系にならないことを祈る。
| 2002年02月22日(金) |
オープン、オープン! |
小野不由美『屍鬼�◆� 登場人物を把握し、話の流をつかむと読みが加速してきた。 大体の部分は読み飛ばしても、時々思い出したように「怖い」描写が出てくるのが怖い。 で、またなんとなく後ろ振り返っちゃったりして。 だったら昼に読みゃいいのに私も好きだよな。
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今日はバイト先のお店が新装オープンする日。 朝5時に店に着くと徹夜明けの幹部級社員がまだ残っていた。 この方々は今日一日いなきゃいけないから、都合48時間仕事してる勘定になる。 毎度ながらこの会社は人を働かすなあ、給料高いだけに。 コージ苑は通常どおり開店準備。
社員サイドは開店時に行列ができると思い(または期待し)、バイト達は客がこないと思う。 この読み勝負はバイト君に軍配が上がった。 まあね、平日だし改装っていっても別にメニューが変わるわけじゃないし、混む要素ないわな。 それでも時間が下るにつれ、必殺「ママとボク」ペアがわらわらとやってくる。 子供を狙って風船を配っていたのだが、ヘリウムの噴出し口がドナ○ドの口ってのが笑える。 常々思うのだが、なんでアメキャラって不必要にリアルなんだろう。
今回のお子様セットのおもちゃについて。 なななんと、「20個集めると観覧車になります」!すげえ!! (誰が20個も買うんだろう、と思う人間は日本の半分はいるはずだ、ということは内緒。)
コージ苑がバイトしているファーストフード店は明日新装オープンだ。 今日はその最終準備を手伝いに出かけ…え?最終?この状態で? 明日本当に開店できるんですか。
とにかくまだ工事の業者さんが作業してるし、店内がら空きだし埃だらけだし。 なんでも関係者は本日徹夜の由。 厨房をシステムごとごっそり変えるため、店長以上クラスの社員が大勢来てあれこれやっている。 そんな中にバイト君がいてもはっきり言って雑用しかないのだ。 適当な所で切上げて帰宅した。だって明日5時半から入ってるし(5時半て)。
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吉野朔実『恋愛的瞬間��』 この人のラストはいつも不幸せの中にちょこっとだけ幸せがある。
田村由美『BASARA�´◆� 文庫版で何冊になるんだろう… 前作『巴が行く!』と同様戦う女の子の話。 こっちの方がスケールでかい分楽しめるかなと思い購入。
病み上がりの体を引きずってテストに臨んだというのに、 元モデルのダンディーなフランス語の教授はこう言った。 「コージ苑、もう単位出しちゃったから来なくて良かったのに〜」 人生ってつらいことばかり。
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本日はプチ同窓会である。 北九州に住む大学時代の同級生(←新妻)が出張で上京してきたので、 その当時うだうだとつるんでいたメンバーが久々に集合した。 先発隊の新妻さん、とみぃ、U太とコージ苑はタカノフルーツパーラーへ。 噂には聞いていたものの、ジュース一杯1000円というくたばれ資本主義的な値段に驚く。 で、そのお味は。 高級な果物=味が濃いのであり、その生ジュースはジュースというより「すりおろし」の感が。 ぶっちゃけていえば鼻血が出るほど甘かった。参りましてございます。
移動して新宿の飲み屋で本番である。 ここからS嬢とまちゃみが合流。 和風大皿料理を出すこの店は、チェーンとはいえ中々良いお味を出していた。 女が6人集まれば話も食欲もはずむのは当然なのだ。食った食った。
1.5時間後、現在出版社の編集でがんばるパンダ嬢から仕事が終わったとの電話がある。 新宿駅で落ち合い、近くでコーヒーを飲み、そこで解散。
この集団不思議な事に、全員会うのがほぼ1年ぶりというにも関わらずテンションは全く普段通り。 「あ、久しぶり〜」 「やあ」 「今日寒いねー」 九州から来た人間つかまえて今日寒いねも何もあったもんじゃない。 まあ、このくらいが関係を保つのに適当なテンションなのかもしれないが。
招待状が来たのきてないのって、あーうるさい。 もうそういうくだらない話聞きたくないよ。 ガキの喧嘩のほうがまだましだね。
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ジェイムス・エルロイ『アメリカン・タブロイド(上)』 映画にもなった『LAコンフィデンシャル』はじめ、暗黒のLA4部作を書いた人の作品。 これはケネディが大統領候補だった頃の裏社会の話。 政治スキャンダル系のご多分に漏れず、ドラッグだのマフィアだのゲイだのが沢山出てくる。 これを読んでるとアメリカにまともな人間はいないのかと思ってしまうくらいである。 と思ったら前書きにしっかりこうあった。
「アメリカが清らかだった事はかつて一度も無い。」
あー…そうですか…(自国国民にこう言われるってつらいよな…)
人間、自分の体が悪い時には余計な事にエネルギー使わないんだなあと。 例えば食欲が失せる。 例えば何時間だろうが眠れる。
2日以上寝ているとさすがに腰が痛い。 痛みを感じるってことはこれも治りかけてる証拠なのかなと。
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活字を追うまでには回復していないので、久々に手元に戻ってきたマンガを読んだ。
吉野朔実『少年は荒野をめざす』『ジュリエットの卵』 言わずもがなのお気に入り作家。 この頃の「ぶ〜け」には力のある作家が多かった、気がする。
市東亮子『やじきた学園道中記』 連載当時から友人にファンが多かった作品。 文庫版一気読みはさすがに疲れたぞ。 中途半端で終わっているのが残念でたまらない。祈再開。
池田理代子『ベルサイユのばら』 今日はベルサイユは大変な人ですこと。
病人の癖に結構読んでるじゃん元気じゃんという人、文句があるならベルサイユにいらっしゃい。
出た。K点越えの39度。
ここまでくるといっそ気持ちいい(わけあるか)。
| 2002年02月16日(土) |
明○ブルガリアヨーグルト〜♪ |
風邪だぞよ。
有栖川有栖『46番目の密室』 これは帰省や旅行の時など電車の中で読む系の本ってところかなあ。 ミステリーの楽しみを謎解きに置く人にはいいかもしれない。 コージ苑は最後まで読んで「おお!」というのも好きなんだけれど、 最初に犯人をチェックしてからその人の取り繕い方を楽しむという邪道なこともするので、 登場人物のキャラがきちんと立っている方が好みなのである。 シリーズで読んでいくと愛着がわくのかもしれん。薄い本だったし。
※※※※※
風邪特有のだるさはF嬢のブルガリア料理の誘惑に負けた。 以下のメニューを見よ。
・ヨーグルトのスープ ・山羊のチーズ入りきゅうりとトマトのサラダ ・フランスパンと各種ディップ(ナスのマヨネーズ和え/トマトとピーマン) ・超特大ロールキャベツ、ひき肉とライス入りヨーグルトソース ・デザート各種(各人の持ち寄りによる) ・ワインと肴(香草入りローストポーク) ・コーヒー/紅茶
どう?どうどう?どうどうどう?
| 2002年02月15日(金) |
品川大作戦後始末之記 |
なんでこの世の中には言葉がたくさんあるんだろう。 世界中が同じ言葉を使っていればこんなに苦労する事なかったのに。 くそうバビロンの塔だったっけか、あんなもん作ろうとして神様怒らせたあほうが憎い。
英文履歴書に四苦八苦しているコージ苑である。 結局復旧しなかったホットカーペットの上で凍えながら夜を明かした。 今日は午後3時から学校で用事が入っているので、とっと東京で用事をすませなければならない。 行き先は品川、先日あつかましくも伺った某国大使館である。 予め連絡しておこうと電話すると、件の秘書さんではなく、日本語のおぼつかない女性が出る。 双方しばし途方にくれたが、英語を使うという荒技を思いついたため、会話が成立した。 ああ、本当に切ない事よ言語の多様性。 しかしそれを商売にしようとしているのだから文句は言えないのである。
2度目のことだったので迷いもせず、無事に履歴書を手渡して任務完了。 帰りはゆっくり周囲を見回しながら歩く。 高輪のあたりには再春館製薬とかSONYとか、立派な会社がたくさんあった。 好奇心から覗き込みたい衝動に駆られるが、取り押さえられてもつまらないのでよしておいた。
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夜は韓国に旅立つまるも君の送別会。 研究科の談話室で手巻き寿司と豚汁のパーティーである。 ふと気づくとわき目も降らずこの道一筋ウン十年の職人のように巻き寿司を作り出すF嬢が。 そのかたわらでQOO吉さんやタワランドにこけにされつつまたもはしゃぐ新迷解。 自分の送別会だというのに自分で乾杯の音頭とってしまったまるも君。 別れてしまうのは寂しいのだが、5年後の同窓会が修善寺一泊10万円の宿にて決行されるのだ。 …誰が来られるんだろうそんな贅沢許容的高収入…(笑)
世間的にバレンタイン。 ニュースによると、今日は統計的に雪の少ない日らしい。 「やっぱりバレンタインというのは『あったかい』からですか」などとベタなコメントが出た。 だったら。 だったら今日この日にホットカーペットが壊れたコージ苑の寒さはどう説明してくれる。 よりによってなんで今頃…
末端冷え性のコージ苑の一日は、従ってベッドの上だった。 寒いのよ、足先が(←ここマンダムのCMに出てくる赤ん坊風に)。
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恩田陸『月の裏側』 最初感じた恐怖の対象が最後には見事にすりかわった。 我ながら論点のずれた感想だと思うが、開き直った人間というものはすごいのだ。
椎名誠『本の雑誌血風録』 いつもながら彼の本を読むと一時にせよ気が大きくなる。 友人酔卯さんの台詞ではないが、就職活動「どーんといきましょう」ってところ。 次は『本の雑誌風雲録』にいってみようかな。
返却日が近いので図書館に行く。
専門書ばかりの大学図書館では、目当ての本が見つからないという事は殆ど無い。 しかし市立図書館では蔵書のラインナップが当然一般書中心になり、 一般書中心ということはその時々で人気の本が多いということであり、 人気の本が多いということは1冊の本に対する競争率が高いということである。 大学図書館と比較した時、それはマクドのバイト君採用率と外務省�擬鏐膤蔑�程の差である。 外務省も最近の不祥事続きで人気が落ちているらしいが、受験者数に影響はあるのだろうか。 不祥事といえばかつてリク○ート事件の時を狙って試験を受け、まんまと入社した従兄がいた。 彼は人事部で数年働いた後、現在では広島でホテルのオーナーとなっている。 人生の達人である。
話がえらく逸れてしまった。 市立図書館の話である。
オンライン蔵書検索で調べ、現場の検索機で調べてもなお所在不明の本が多い。 それは先述のとおり現在の人気作家の本であるのだが、 今日はコージ苑ついており、その人気作家(と思っている)の本を一気に3冊借りる事が出来た。 書架にそれらを見つけた時の動きの素早さといったらまるでバーゲン会場の主婦である。
というわけで、今日のコージ苑は『白鯨』の老人さながらの気分なのだ。
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カーター・ディクスン『ユダの窓』 法廷小説というジャンルに今まで挑戦していなかったので若干違和感を感じた。 全て答えが用意され、突然読み手に突き出されたようであった。 個人的には登場人物の細かい行動が心情が描かれているほうが好みである。
恩田陸『光の帝国 常野物語』 今日の話題となった作家とは彼女の事である。 本当に人気作家かどうかは知らない。誰か教えてください。 良くも悪くも女性的な話を書く人だが、語り口は淡々としていてそこが割と気に入っている。
ある語学講師の話をしよう。
彼は米国籍のれっきとしたアメリカ人。 本来の専門は社会言語学なのだが、外国人講師の常として英語も担当している。 身長2m弱、口髭をたくわえ常にスマイル&スマイルという、いわゆる完璧な「外人さん」である。 外見は。
コージ苑の在籍する研究科での彼の講座名は「外書講読」。 要するに英語の文章読んであれこれ議論する時間である。 英語の授業であるからには当然講義中の使用言語は英語となる。
しかし。
この先生、どうやら日本に対してそれなりの愛情を持っているらしく、 彼の日本語は既に第二の母国語と化している。 どの位すごいかというと、講義中にある問題についてコメントをする際、
「This problem ....... individuallyだと思うんだよね、よくわかんないけど」 (註:今日数えたところ、75分授業でこのフレーズ5回使用。口癖と見た。)
コージ苑も日本語教師の卵の端くれとして、 日本語をここまで流暢に操られると我が子に嫁が来たかの様な嬉しさを感じる。 なにがすごいってウケ狙いでもなんでもなく、素で出てくる事がすごい。 しかし、はっきり言ってこれを聞く度言い様のない脱力感を覚えるコージ苑である。
ねえ先生英語喋ろうよ、よくわかんないけど。
小野不由美『屍鬼1』を夜明けまで読む。 止まらない。これ止まらないよ何だか(でも全5巻か…)。
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飲み会で壊れた自分をなごませようと(←笑止)、コンビニに寄って午後の紅茶なんぞ買ってみる。 久しぶりだわ甘い紅茶なんてふんふ〜ん♪と帰宅。 何々メイプルシロップ使用とな。ヘルシーっぽいじゃありませんか和みに最適。
では早速。
ごく。
…
…
…甘。
教訓:酔っているからといって自分の好みは早々変わらない。
モーグルをぼーっと観戦しつつとんでもない夜更かしをする。 必然の結果として、とんでもない朝寝坊をした連休2日目。 3時半ってどういうことよ。
F嬢から留守電で、ケーキを焼いたとのこと。 このまま今日を終わらすのも癪なので出かけることにする。 彼女は無類の甘味「嫌い」で、自作のアップルパイも限界ぎりぎりまで砂糖を減らしていた。 しかしリンゴがしっかり甘いのとバターの風味がきいていていい感じだ。 コージ苑は菓子類はさっぱり作れないので、おやつ上手の女性には無条件で感動する。 いいね、手作り。
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ずっと買いそびれていたのだが、今日やっと購入。 『本の雑誌増刊 おすすめ文庫王国2001』。 そそるなあ、うん。 ちなみに本誌に吉野朔実が連載している(だからどうだというわけではないのだが)。
梨木香歩『西の魔女が死んだ』 3冊目になるとこの作家さんのスタイルにも免疫ができている。 作中に漂うノスタルジアはつーんとさせるが、 あおりにある様な「涙があふれてとまらない」状態にはならないな。
まだまだ寒いが夏の気分になるために。
池澤夏樹『マシアス・ギリの失脚』。 文庫にしては分厚いが、すらりと読める。
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連休初日、といっても普段と何ら変わるところはない日。
今日は隔週の華道の日。 出かける直前に宅配便で1年前の引き出物が届く。 カフェイン好きのコージ苑にあわせて友人が選んでくれたのはエスプレッソメーカー。 思いがけない贈り物は嬉しいものだ。
花材は小手毬の白と緑が鮮やかだった。 これにアルストロメリアの赤と百合の蕾が入るとなんとも清々しい。
修論の参考文献をまとめてファイリング。 部屋が少しばかりすっきり。
変わるところはなかったけれど、何とはなしに良い一日。
地域限定モノはなにもジャンボポッキーに限らない。 慣れ親しんだ物が全国共通だと信じていたら、思わぬ所でそれが地方版だと知る事がある。
例をあげてみると。
・関東で「おにぎりせんべいどこですか」と店員に聞いて胡散臭がられた。 ・「ヨーグルトといえばチチヤスよね♪」と言ったら友達が全員知らなかった。 ・「『ふしぎトーボ君』ってジャンプだっけ」と言って時を止めた。
違うのまじってるだろ(笑)。
完全に娯楽。
大田垣晴子『オトコとオンナの深い穴』 雑誌掲載時からちょこちょこと読んでいたエッセイマンガが単行本化。 この人SWAPパーティーにまで行ってんのか…正に体当たり系。
森永あい『あひるの王子さま�◆戞覆修魁⊂个Δ福� 『山田太郎ものがたり』は身近なネタだけに笑い倍増だったが、 こちらは魔法なんか出てくるとその辺どうかなー。
尾田栄一郎『ONEPIECE』22巻。 21巻とあまりに似ている表紙の故に買うのをためらってしまった。 っていうか新刊早くないですか…?
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品川に行く。 目的は就職活動(らしきもの)。
事前に電話してあらかたの事情は伝えておいたとはいえ、 正直言って今日のところは情報をもらって履歴書置いてきて、位にしか考えていなかった。 駅前の坂を登って閑静な住宅街に入る。 目指す某国大使館は周囲の民家と比べてもこじんまりした建物である。 インターホンを押すと、昨日電話応対してくださったお姉さんが出てきた。 コージ苑の求める情報を、大雑把にではあるが説明していただいた。 「ありがとうございました、では〜」と退出しようとしたコージ苑の耳に次の瞬間この言葉が。
「実は昨日大使にお話したところ、是非お会いしたいということでして」
…はい? 誰?大使?それおいしい?
(言葉の意味が頭で理解されるまでの所要時間約10秒)
えええええええええええ!!?? 大使って大使ですか!←まだわかっていない
全身から冷や汗。 「閣下」と呼ばれる大使が出てきたときには脳内スパーク状態である。 簡単な英語会話が出来たのはほぼ奇跡だった。ビバ自分。
30分ほどの面接の結果、大使館から履歴書を現地に送っていただけることになった。 うわあ、コージ苑幸運。 勿論これは仕事を保証するものではないけれど、これだから人生やめられない。 こんなスリリングな体験できるんなら大使館何軒でも行くでしょう。 発汗もうながせてダイエットにもオススメ♪
おまけに帰りには本だのパンフレットだの色々いただいてすっかり興奮していたコージ苑、 危うく公道で奇声を発してそこらの人にチュウした挙句に警察のお世話になるところだった。
で、履歴書を気合い入れて書くことになったのだが。 英文で、という指定をいただいたってことは英語なのよね。
…英語…って日本語じゃないのよね…(誰かこの馬鹿を起こしてやってください)
友人ぶっひーちゃんの主張によると、彼女は前世ドイツ人だった。 何故か。
根拠その1:彼女はジャガイモをこよなく愛している。 根拠その2:彼女はライ麦パンをこよなく愛している。 結論:彼女はドイツ人の生まれ変わりである。
でもねぶっひーちゃん、イギリス人もたくさんジャガイモ食べるしパンも種入りよ?
※※※※※
コージ苑の場合を考える。 ぶっひーちゃんの論法に従って食物の嗜好において仮説を立てるとどうなるか。
コージ苑の好きなもの:ビール、米、はまち、サーモン、納豆 コージ苑の嫌いなもの:チーズ、みょうが、香菜
…えーと。
日本人?(納豆のあたりで)
口頭諮問。 口頭諮問。 何はなくとも口頭諮問。
正直言って通るかどうか本気で不安だったが、少なくとも「だめです」とは言われなかった。 …通ったのか…?(←自信を持って断言できない哀れなコージ苑)
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開放感に満ち溢れ、QOO吉さんと晩御飯&映画に行こうツアー。
ディナーは大学近くのカフェと銘打つ店で手打ちパスタを食す。 今日はチーズさえもおいしいわ♪(気のせいだから。) 映画のレイトショーまで時間があるので本屋で暇つぶしをする。 コージ苑は『お嬢様言葉実践講座』とかいう本を立ち読みし、 QOO吉さんは『台湾人真っ赤なホント』をめくっていた。 二人ともいいチョイスだ!(笑)
修論前後から観たい〜観たい〜とのたうっていた久々の映画は「オーシャンズ11」。 「超豪華キャストで送る」「スタイリッシュな」「アクションムービー」と、 ハリウッドのうたい文句が聞こえてきそうな作品だった。 出来は確かに良かった。監督定評ある人だしね。 でもなあ…序盤から中盤にかけてテンポ良く攻めていただけに、 ラストの落ち方がきれいすぎであっけなさすぎという気がした。
しかしこの映画のコージ苑的見所はなんといってもアンディ・ガルシア。 いつもながらのちょい寄り目気味の彼が放った片言の日本語に完全にしてやられた。 ああ、同じ顔同じ声で「またにぃ」と言ってほしい…
明日は口頭諮問。
※※※※※
読みかけの本が私を読んでいる気がする。 ああ、でも今日は口頭諮問の準備をしなくては。 百戦錬磨の教授の質問に対する対策を立てなくては。
部屋がどうも散らかっている気がする。 掃除したい。 いやいや、だから今日は口頭諮問の準備をするんだってば。 提出したきり見てもいない修論を見直すはずだったでしょう。
新しいスケジュール帳にアドレス書き換えなくちゃ。
あ、このテレビおもしろそう。
蔵書の分類したくなった。
………
※※※※※
人はやらなくてはならない事が目の前にある時、無関係な事を始める場合があります。 これを「逃避行動」といいます。
| 2002年02月03日(日) |
ブラピのポスターなんかいらねえ |
「最近の若者はカタカナ言葉ばっかり使って何言ってるかわからん」と、世のおじさん達が言う。 そこで「頭が固い」と返すのは若者の傲慢だ。
…と、今日言いたかった。すんげえ言いたかった。
「ジーンズはそんなにスタンダードなわけ!?」
いえね、某カジュアルショップにジーンズ買いに行ったわけです。 そうしたら(当たり前なんだけど)いかにもカジュアル〜な店員さん方がいらっしゃいまして、 一方コージ苑はジーンズほとんどはかなくて、 細かい名前だの寸法だのは分らなかったんです、ええさっぱり。
「このタイプはストレートとタイトストレートと☆※▲≠〆√」 「…ええと、ジーンズの事よくわからないんですがそれはどういう…」←既に心で半泣き 「ああそうですか、お客様何インチですか」 「はい?インチですか?わかりません」
すご〜く馬鹿にした目をされた。 溜息が付録についてきた。
ジーンズはかないのはそんなに罪なのか。 インチ表示がわからないのがそんなにアホなのか。 それを説明するために貴女がいるんです。接客の基本だろうが。
その人が特別なのかもしれない。 今時そういう対応をする店員はそうそう見ない。 しかし、コージ苑はその店に二度と行かない。
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ジーンズでこれだ、スターバックスでコーヒー買うのはもっと大変だろうなあ(とじっと手を見る)。
梨木香歩『裏庭』。 子供の頃に読みたかった。 ファンタジー系児童小説としては他に『地下室からの不思議な旅』もいい。 (作者誰だっけ…)
※※※※※
かなりかなり調子が良かったので、「上野に行くぞう」と午後出かけてみた。 事前にとみぃと打ち合わせ、お互いの用事を済ませたら連絡しあうことにする。
なのに。 なのになのに。 上野に着いて美術館前の広場が目に入った途端文字通り「あきれた」コージ苑である。 何だこの長蛇の列は。 君たちここはディズニーランドでもグレイのライブ会場でも元旦の福袋売り場前でもないんだぞ! MOMAってこんなに人気あるのか!? 嘘だこれって絶対嘘、信じない。
…といっても現実にずらずらと人がいるんだからしょうがない。 係の方に待ち時間を聞くと「大体3時間半」とのこと。 冗談じゃねえ。 真夏のルーブルじゃあるまいし、寒空に連れもいないのに病み上がりの体でそんなに待てるか。 おまけに図録は「売り切れ中につき申し込み」だそうだ。 日本人ってそんなに美術好きだっけか。 まあ、興味本位でも何でもいいものに触れるのは大切だと思う。 思うが。 コージ苑にもその機会をくれ。
しょうがないからNYに行こう。
※※※※※
失意の内にとみぃと落ち合い、彼女の部屋探しに少々付き合った後でお食事。 今年受験生の弟さんも一緒である。 とみぃもトールだがこの弟さんもド・トールだ。 コージ苑ヒールも合わせると165センチ以上あるはずなんだけどなー…
食事はオムレツ。 寝込んでいた間ろくなものを食べていなかったので余計おいしかった。
帰りがけに本屋で久々のファッション系雑誌とCDを2枚購入。 ブルーハーツとジミヘン(今更って言わないように)。 この「がっかり気分」をとばすにはリンダリンダ〜♪とやるしかなかろう。
一晩中夢うつつ。 と書くとなんだかかっこいい感じがするが、熱のせいで熟睡できずにうなってただけ。 じとーっと汗かくし、気分悪いことこの上ない。
コージ苑は半分自分の希望、半分親の方針で高校から一人暮らしをしている。 父親に言わせると「15を過ぎたら経済的援助はするが生活援助は打ち切って当たり前」だそうだ。 その主張の元、両親は炊飯器も触った事がなかったいたいけな少女(←嘘)を他県にやった。 実家を出るにあたって母親から受けたアドバイスは一つ。 「風邪を引きそうな時はスーパーに走ってレトルト食品とスポーツ飲料を買い込みなさい。」
今思えば、母は自分の経験から一人暮らしの病気がいかに厄介か思い知っていたのだろう。 それは「寂しい」「心細い」という感情的な問題ではなく、 ただただ言葉通りに「厄介」なのである。「面倒」といってもいい。 熱が出る。寝込む。 起き上がるのもやっとの状態で普通の食事を作るのがどんなにきついか。 固形物がのどを通らない時、多少なりとも栄養のある飲み物が手元にあることがどんなに大事か。 薬は必要だが不可欠ではない。 大事なのはひたすら汗を出して熱を下げ、少しでも栄養をとることだ。
この母の助言は実際一人暮らしをする上でお金の使い方や料理方法等より余程役に立った。 コージ苑は扁桃腺が弱くて1年に1回必ず高熱を出すのだが、 おかげで病院にもめったにいかず、ほぼ自力で回復している。
治りかけのぼんやりした頭で思い出したこと。 長々と綴ってしまったが、結局は「備えあれば憂いなし」ってことだね。 昔の人はうまい事いったもんである。
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