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■ change the world
先日久しぶり(苦笑)に美容院に行った帰り、エリック・クラプトンのベスト版を購入した。おっそろしいことにクラプトンのアルバムを聴くのは「愛しのレイラ」以来である(くれぐれも逆算しないよーに)。 現在なんかのCMで流れている「change the world」は96年に映画「フェノミナン」のためにレコーディングされたそうだ。映画は知らないが曲は耳にしたことがあり、かなりイケてると思った。後日プロデューサーがベイビーフェイスと知ってにんまり。なーるほどねー、だったのである。
「QUIET STORM」と呼ばれる音楽ジャンルをご存知だろうか。80年代から90年代にかけてアメリカで爆発的な躍進を見せたムーブメントである。ものすごくぶっちゃけて言うと「都会のアダルト向けソウル・バラッド」ってところ。「スロー・ジャム」「スムースド・アウト・R&B」などと呼称されるときもある。
70年代のディスコ・ブーム以来どっちかってばがちゃがちゃしたダンス・ミュージックが席巻する中、ソフト&メロウ(書いてて恥ずかしいなあ;)なサウンドを好む都会のアダルト層(=可処分所得が多い層=大きいお友達/爆)を獲得するためNYのラジオ局などを中心に広がったジャンルである。
QUIET STORM系を聴くなら断然夜。高層ビルのスカイラウンジで眼下に100万ドルの夜景が広がってれば尚オッケー(笑)。男が本命の女をくどくのに絶対オススメジャンルだ。
前述のベイビーフェイスはこのQUIET STORMにおける最も著名なプロデューサーである。80年代がクィンシー・ジョーンズなら、90年代は間違いなくベイビーフェイスであろう。 クランプトンのギターと相まってクールに甘い曲。ビール片手にベランダで夜更かししたい気分にさせる。
2003年03月30日(日)
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