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「槞梛俚庵(るなりあむ)」


時折綴

2006年02月28日(火) 2月も終わり。

今日で2月も終わる。
ホントに飛び去るように早く過ぎた。

今日は雲が厚く垂れ込め、肌寒い。
でも風がないからそれほど寒さは感じない。
わたしはすっきり晴れた日よりも、こういう日の方が好き。
梅の花が、少しほころんでいた。

chimomoは3年生を送る会があるので、お昼前頃から学校へ行った。
彼女の高校は、決められた登校日以外、3学期は登校しなくて良い。
期末テストも無い。
その分、受験に専念しなさいということ。

でも結構つらかったかな。
学校にいれば、少しは気が紛れることもあるのだろうけれど
1日中、時間があるわけで、そういう時って考えなくても良いことまで
あれこれ考えちゃうもので。

久しぶりに友人たちと逢って、いろいろ情報交換して来たようで
まだ合格が出ていない友達を心配していた。
学びたい人は誰でも進学できるようになったら良いのにね。
子供が少なくなったと言われるけれど、合格率の低さ、競争率の高さは
依然、変わらないまま。

なんか、おかしいよね。


ゲームのお話を少し―――。

先日「幻想水滸伝�后廚鯒磴辰討�た。
以前から予約していたもの。
特典のDVDがついてた。

わたしはこのシリーズの初回作からのファンなの。
1996年に発売されたから、もう10年も好きでいるんだね。
やっぱり初回作が一番好き。

その2年後に作られた「�供廚癲⊇蕾鷓遒鮹�寧に受け継いでいて感動しまくった。
心底好きだったのは、そこまでかなぁ…。

「�掘廚蓮∀棲亜�
グラフィックもゲームシステムも、肝心のstoryも好きになれなくて、封印。
贔屓にしていたキャラがラスボスなんて、絶対そんなの受け入れられないって。

「�検廚鰐滅鬚�ないという人が目立って多いけれど、わたしは結構好きだったよ。
だって… テッドに逢えるんだもん。
初回作からのファンなら、嬉しいハズ。

長い間に渡って作られて来たシリーズものは、展開が難しいと思う。
「幻想水滸伝」は、真の紋章の謎というものが根底にあるから引っ張り易いと思うけれど。

それでも今作の「�后廚蓮▲哀薀侫�ックも初回作を思い出させるように作られていて
シリーズ中、謎だった国や滅びた文明の話などが登場してくるし
新たな108星に逢えるのが、とても楽しみ。

大学入試も終わったし、ゆっくりゲームができそうで嬉しいなっ。




2006年02月26日(日) 山抱く衣 〜蟲師〜

chimomoの大学入試で、心身ともに多忙だった間も「蟲師」は見逃さなかった。
あの作品の「哀しさ」「儚さ」、ギンコの「温かさ」が大好きで。

この「時折綴」にアップしなかったお話も、どれも胸に響くものばかり。
今日の「山抱く衣」も、その中の秀逸な作品なの。

--------あらすじ--------

或る天才絵師が居た。
彼が衣に描いた山の絵から、時折ゆらゆらと煙が立ち昇る。
まるで飯炊きのような。
彼は名声と引き換えに、故郷の影を失っていた。
それに気づいた彼は、帰郷するが、もうそこにはかつての穏やかだった山里はなくなっていた。
父も姉も―――。
そしてその衣に棲んでいたのは、故郷の山に棲む蟲だった。

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生まれ育った土地には、懐かしい匂いがあると思う。
空気の匂い
土や樹木の匂い

わたしは生まれも育ちも東京だけど、狭い東京の中を移動しても
この地にはどこにも無い「何か」を感じる。
吹き抜ける風もまろやかだし、溢れる樹木の緑が優しい。
たくさんの野鳥のさえずりが、いつも迎えてくれる場所。

生まれ育つうち、その土地で収穫された作物などを食べることで、自然と身体の中に摂り込まれる
「産土(ウブスナ)」という蟲がこのお話の源。

もしかしたら、わたしにもその「何か」が棲んでいるから、この地の風を
匂いを、ほっとするやすらぎを感じるのかも知れない。
「産土」は、人を守ってくれているんじゃないかと思う。

この「山抱く衣」は、挫折と失望と哀しみの中にありながらも、一筋射した光を感じるお話。
もちろん、その光を呼び込んだのはギンコなのだけれど。

次は、19話「天辺の糸」。




2006年02月24日(金) 深夜に熱く。

深夜のUHFの或る番組で、ナイトメアの特集が組まれていた。

彼らひとりひとりのインタヴューや、プロモ撮りの背景、またツアーの楽屋風景など折り混ぜながら
30分ほどのドキュメンタリー仕立て。

chimomoと二人して、じっと見てた。

音は常に成長しているもの。
CDになって完成しても、そこで終わりじゃない。
そこで満足していちゃいけない。
何処まで行けるのかわからないけれど、自分で誇りをもって「アーティスト」と呼べる「アーティスト」になりたい―――

そう語るメンバーひとりひとりの瞳は、遠くをみつめて輝いていた。

お互いの絆を深めながら、お互い競い合いながら、高みを目指していく彼ら。
なんてステキなバンドなんだろう。

彼らのその姿が、直接メッセージになって伝わってくる気がする。

彼らを好きになって良かったと実感した一夜になった。

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わたしのロック好きは、赤ちゃんのころから。
一緒に住んでいた叔父がロック大好きで、生まれたばかりのわたしをロックを流しながらあやしていたかららしい。
ロックを聞くと、ゴキゲンだったそう。

そんなわけで必然的にchimomoの子守唄も、もちろん、ロックになってしまった。
だからなのか、彼女もロックが大好き。
おまけに今ではわたしを上回るゴシックロック贔屓に。

一緒に同じバンドを好きでいられることって、嬉しい。




2006年02月23日(木) どんな言葉も安っぽくなるくらいの…

試験日から発表まで日にちが開くから、胃が痛くて、それはもう蛇の生殺しのよう。
そんな毎日からやっと解放された。

それにやっと眠れた。

今日はのんびりして、ナイトメアの「anima」をずっと朝から楽しんだ。

彼らがパーソナリティをしているラジオでも、「anima」から2曲選んで聞かせてくれていたんだけど
こうして届けられたCDを手にすることができると、とても嬉しいなって思う。

3枚目のアルバムは、また彼らの一層の成長が感じられる。
それぞれのパートが解けあう姿は、彼らの存在同志、心がお互い通じ合っているからこそだろう。
昨年のツアーを通して、絆が育ったんだと思う。
それはDVDを見ていればわかるし、それが音になって伝わってくる。
熟成された音色と歌声が素晴らしくて、文字にすることができないほど。

深い哀しみの中にいたって、飛べない羽根を手に持って、今は歩いているだけでもいいんだ
いつか飛べる日を待ち望んで歩いていけばいいという、背中をそっと押してくれるような「落羽 -ラクウ-」が好き。
久しぶりに柩くんが曲を書いたんだけど、その際に咲人くんに手を貸して貰ったそう。
すべてが胸に熱く響いてくる。

頑張れという言葉が身勝手で重すぎることを、優しさや温かさの本当の意味を、彼らはよく知っている。
わたしは「頑張る」ことが下手だ。
いつも一生懸命頑張ってて、「頑張れ」なんて言われたら、これ以上何を頑張れば良いのかわからなくなる。
重くて潰れる。

「燻 -クユル-」も「まほら」も―――

そして「雪葬」も、しぃん…とこころの底へ沁みてくる。

初回限定版のジャケットは、胎児をイメージしたイラストが描かれ
「anima」は「魂」を意味しているのだそう。

生と死
それらをテーマに、すべての曲が創られてる。

特に「雪葬」は、広島に降った原爆と、戦争の無意味さを詞に織り込んでいるのだそうなの。
静寂の中に鳴る鐘の音が、すべてを物語っていると思う。

ヴィジュアル系バンドだからこそ、こうやって訴えかける曲が描けると思うし
またその何組が、他のアーティストの何人が、こんなに真剣に失われていく命のことを考えているんだろう…。

脳天気な恋愛の歌ばかりじゃ、空っぽで虚しくなってくる。

こんなにも晩秋と冬のイメージがぴったりくるバンドは、「ナイトメア」が初めて。
わたしの大好きな季節と重なる。
彼らの音に、魂の居心地の良さを感じた。
彼らは音の無い「間」さえも、音にしてしまう素晴らしい音楽性を持っている。
魂の底に浸透してゆく。

素晴らしくて

す ば ら し く て

ス バ ラ シ ク テ

どう書いたら、それが伝わるのだろう。
どれもみんな安っぽくなってしまいそうで。




2006年02月22日(水) 惜敗 その2

本命大学受験の結果が、今日、出た。

惜敗。

落ちた。

ぅぅ。

1000人受けて、70人しか採らないんだもんね…。
補欠合格も30人くらい採るとして――― 100人かぁ…。
狭き門だよね。
落選者900人の中の一人になってしまったぁ。
chimomoは手応えあったって言ってたんだけどね。

この本命大は、わたしの父親の母校で、chimomoも合格できたら良いなぁって言ってただけに残念かも。

でもさ。
都心へ出て、更に電車を乗り継いで、1時間30分近くかかっちゃう。
おまけに中継地点の新宿駅は長い間ずっと工事していて、おまけにヒトの波もハンパじゃないほどものすごく多い。
まさに「泳ぐようにして」歩かないとならない。
ヒトゴミ大嫌いなchimomoには酷だろうなぁ…と思ってた。
高校は下り方面なので、通い易かったから尚更かなぁ。

合格した第2志望大は女子大なんだけど、下り方面にキャンパスがあるの。
施設もバツグンにステキだし、大学の姿勢や方針とか、みんなchimomoに合ってる気がする。
「ごくせん」や「GTO」のロケで使われたんだよ。
それに何かと縁があるみたい。
第3志望大の入試の時に知りあったお友達のお姉さんが、この大学に通っているってわかったの。

それからね、その女子大を受験しに行った時、気持ちが後ろ向きだったのね。
そしたら女子大の駐車場に「前向きで駐車」って大きな看板が出てたの。

「前向きで」ね。

なんだかね、励まされた気がしたっけ。

それにねぇ…
入学金の心配も、もうしなくて良くなったしネ。
うん。(参照:20日の時折綴)
まぁ 親孝行してくれたわけだね。

わたしの中では、本命大への未練はあるけど、chimomoはさっさとふりきって
大好きな先生に渡す、ちょっと遅いバレンタインチョコを作ったりしてる。
ずっとガマンしてきたゲームやカラオケ、趣味の小説書きとか、誰に遠慮することなく
心ゆくまで楽しめるんだもんね。

わたしも「こころスイッチ」をさっさと切り替えなくちゃね。




2006年02月21日(火) 惜敗

第3志望大二次試験の合否発表があった。

またもやはねられた。
かなり手応えあったのに、残念。

一次試験の時に友達になったMちゃんも、chimomoの高校の優等生のEちゃんも
またみんな滑った。

今年は受験生が集中してしまって、でも募集人員は20人位しか採らないから
かなり狭き門になったみたい。
発表後に聞こえてきたウワサ、あまり良い話じゃなくて。
オープンキャンパスとかは、良い雰囲気だっただけに残念だったかな。

本命大学以外に受けた大学は、2校とも気に入っていて、
本命がダメだったとしても合格すれば行きたいと思う大学を選んだみたい。
できれば女子大よりも共学の方が、ちょっとばかり楽しみかなっていう部分はあるみたいだけど。

でも、chimomoが目指す文学部は、女の子が多い。
語学系はどうしてもそうなってしまうみたい。
女子大と変わらない。
だからあまり第2と第3志望の境目は、彼女は考えてなかったわけだし
それは良い選択だったかな。

まぁ… 縁が無かったのだよ。
うん。 振りきってしまおう。

合格を頂いていた第2志望の女子大に、入学金プラスその他もろもろ費を振りこんだ。
えぇい もってけ―――。
(T-T)
ぐっしゅん… 28万はどうなるだろう…。

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銀行を出て、都心へ。
明日リリースされるナイトメア3rdアルバム「anima」が、今日受け取れるの。
いつものディスクショップじゃなくて、今回は都心の特別な場所へ予約をしていたの。
特別予約特典が目当てだったり。
てへへ。

帰りに通りかかったお花屋さんの店先で、可愛いサボテンを見つけた。
「チクリン」っていうの。
サボテンをバージョンアップさせて、強くて美しく賢い植物で、
チクリンパワーっていう波動を出すんだとか。
話しかけると喜ぶ、人間に一番近い植物なんだって。

ん゛〜…?
チクリンパワーって… 何の波動なんだ?…

買ったのはチクリンの説明に惹かれたわけじゃなくて、ただただ可愛かったからなんだけどね。
つぼみを持っているので、もっと暖かくなったら咲くかも。

はっ…★
チクリンが出していた波動って、もしかして
「買って 買って〜」っていう波動だったのかもっ???

家族がひとり、増えた気分。




2006年02月20日(月) キメル

ここ数日間、かなり悩んでいた。
第2志望大の入学手続きの締切が、22日。
本命の合否発表も22日。
発表を待って振り込むことは、できない。

一緒に納入する前期授業料+αは、手続き後でも返金してくれるが
入学金は返って来ない。
28万円。
捨てることになってしまう。

安サラリーマンの家庭には、痛すぎる大金。

でも、手続きが間に合わなくて、合格取り消しになってしまっては
可愛い娘の人生を無駄にしてしまう。

お金には代えられない。

相談した銀行の担当の人も、ご子息が大学受験の時
発表が重なって、結局40万円捨てました…って話してた。
この時期、同じように悩む親御さんが多いそうだ。
ホントに大学受験って、重すぎる。
お金の面にしても、試験のシビアさにしても、すべてに対して。


よし。決めた。
覚悟はできた。

明日の第3志望大に滑ってたら、即、振りこむことに決めた。

競争率は10倍を越えているし…
合格は望み薄。



2006年02月11日(土) サクラサク。ほっとひといき…

受験生のchimomo本人が一番しんどいのだけど、周囲も結構胃が痛い思いをしているのよね。
受験生が居るおうちは、みんな同じネ。

1週間おき位に試験があって、その1週間後に合否発表があるっていうサイクルで
プレッシャーもストレスも、長期間に渡るので、かなりしんどかった。

今の学力ならきっと受かるから大丈夫って言われていた第3志望大学が
今年は併願制度を採ったため人気が出たようで、10倍の競争率に。

一番最初の日程の試験、残念な結果になっちゃって。
彼女はそれがとってもショックで。

もう1度、他の日程で受験できるのだけど、こちらも競争率が激化。
一応出願はしたのだけど、無理かなぁって思っていて。

不安な中で受験した、第2志望大学。
こちらは女子大なのだけど、やっぱり競争率は7倍。
ここもダメだったら、どうしようか…と、あれこれ毎日頭を悩ませ、胃の痛い思いをしていた。

試験日から5日後の今日が、合否発表。
昨夜はほとんど眠れなくてね。

―――。

張り詰めていたものが、一度にどっと抜けた。
合格してた。

その二文字を見たら、胃の痛みも、プレッシャーも、何もかも吹っ飛んだ。
これで精神的に安心して、第1志望大学を受けることができるね。

喜びと、ほっとしたのとで、chimomoは大泣きしちゃって。
ぎゅ―――っと抱きしめて、褒めてやりました。
偉いぞ。chimomo。

ライバルであり、同志でもある受験生の皆さん。
最後まで諦めないで、目標に向かって最善を尽くしましょう。
3月も募集をしている大学もあるから、決して希望を見失わないように…。

強く願って信じていたら、思いはきっと叶うというから。

わたしもchimomoの最大目標・第1志望大の合格に向けて、もう一頑張りしなくては。


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冰月まひな [MAIL] [HOMEPAGE]