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■ お通夜
13日9:00〜通夜と葬儀の打ち合わせの後 葬儀屋は大きな浴槽を運んだ 最後のお風呂 Hはシャンプーまでしてもらい ほとんど抜けてしまった髪まで乾かしてもらう
とうとうHは棺の中に入ってしまった まるで眠っているようだ
訪問客も落ち着いた頃 私はHの傍らに座りじっと顔を見つめる 覚悟が出来ていたとは言え いつか又会えると思えても やはり辛い
多くの弔電が届き始めた
Hが愛した家を出なければならない時刻になり 胸が張り裂けそうになる
会場に到着すると沢山の花が届けられていた
受付けは私のオフィスのスタッフにお願いした 張り裂けそうだった心が和らいだ 葬儀が無事終了するまでは 繰り返し起こる感情なのかもしれない
お通夜に参列して下さる方々も早い時間からいらっしゃり Hが最も尊敬していた元上司にお会いした 新幹線で駆けつけて下さった 昨年末にHから手紙が届いたそうだ そこには「お会いしたい」と書かれていた様
お通夜が終了してからも友人達は 名残惜しそうに会場に残り Hの死を受け入れる事ができない友人は ロビーで長い間座っていた
私は遺族室とHの間を何度も往復した 遺族室に戻るのだが又Hに会いたくなり落ち着かなかった 一度帰った友人達も戻って来ては Hに話し掛けていた
14日3:00過ぎ 遺族室で休む事にした
2002年04月16日(火)
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