2002年03月10日(日) |
四万温泉(2):キーワードは舞茸。 |
なんとなく、ココのところ旅行の幹事をおおせつかっているワタシですが、 今回は、事前に情報が結構集まっており、なんとなく楽チン。 (意見をまとめるのが大変だったけれどね:笑)
昼間の温泉街もうら寂れてて、意外に楽しいものですが、 このメンバーには、無料の温泉と聞いたら脱がずにはいられない人がおりまして、 あちこちの無料の温泉、町営の安い温泉に行きずりで入っています。
あ。 うちらって、大人数ですが団体行動ではないんですよ。
泊まったりする場所は一緒ですが、それまでの行動は其々で考える。 温泉に多く入りたい人は、あちこち寄ってから宿に集まるし、 近くの史跡をのぞきたい人はそちらに寄ってからになります。
ただ、事前にいろいろと情報交換をするので、 結果的に何人かで集まるケースは多いですが(笑)
四万温泉にもいくつか無料の温泉があったりして、彼らは脱ぐ(笑)ことに。
川の向こうにある温泉に入ると言われたときには、 ここから見ているか?と反対側の道路から声をかけようかとかからかいましたが、 じっくり見ても仕方が無いので(笑)、他のメンバーは町を散策することに。
四万温泉には、温泉納豆というものがあるらしく、 これに興味を持っていた私としては、出来れば買って帰りたい。と話していたの。 そのほかにもいた納豆好きと買ってきたのですが、 その日は、三月と言うのにものすごく暖かくて、 自宅に戻ってきた時にはかなり白い糸を引いててキモイ感じでしたし、 また、その匂いに泣きそうになりました。それは余談ですが(笑)
誰の日ごろの行いが悪いのか、なぜか電車のトラブルがあり、 単線、折返し運転の吾妻線は、完全ストップ?という状況。
どうやって自宅に帰るよ?という心配をする前に、私達の関心事は、 隣の小野上温泉センターという駅までどうやっていくか?
ここに保養所(のような温泉センター)があり、 そこの食堂で出す「舞茸丼」を昼ご飯にする予定だったのです。
群馬県民のメンバーからの情報で、 県民のための広報誌に以前紹介されていたこと、 舞茸を食べると花粉症に効果があるという情報を元に、 ぜひ、昼ご飯はここで!と思っていたのです。
地図を眺めているとそんなに遠くなさそうですが、 ここでただ時間をつぶしているのもどうかと思い、 駅前にいたタクシーの運転手さんにどのくらいかかるのか聞いてみます。
すると、10分も乗らないで着くとのことなので、タクってしまうことに。
下手をすると、駅で1時間以上待たなければいけない状況だったので、 決断が早くてよかったですね。散在家と言われても(笑)
舞茸丼は美味しかったですよ。普通のどんぶりでしたけれど(笑) 今度、自宅でも作ってみましょうかね。
食事が済めば、ようやく帰ることに専念です。
次に電車がいつ動くか判らなかったので、 温泉センターの中には入らずに、駅で電車を待つことに。
お昼を食べたりして時間をつぶしていたので20分ぐらいで電車がきました。 それに乗ってようやく高崎へ。
群馬県民のSさんとMさんはここでさようなら。
後のメンバーは、各駅停車の高崎線に乗って帰ることに。
行きは一部新幹線を使って、バビュッと来た事を考えると、 ものすごく遠いですが、うちの会社にはこの高崎線で通勤している人もいるので、 なんとなく親近感です。 いつも使っている東海道線と車体が一緒だし(笑)
あっという間に上野まで。という訳にもいかず、 帰り道は一人二人と眠りの森に誘われて、気がついたら皆が寝ていました(笑)
最後がちょっと遠かったかなー(笑)
さらに、東京駅から東海道線に乗って帰ってきたのですが、 私よりもさらに30分電車に乗らなければいけないA子ちゃんと二人で、 最後に疲れちゃったねーと笑いながら帰ってきました。
自分から遊びに行ったので、疲れたとは言ってはいけないのでしょうが(苦笑)
次はどこに行こうかなー(笑)
2002年03月09日(土) |
四万温泉(1):キーワードは、ベツレヘム。 |
温泉メンバー活動中です。
何度目の企画?となるのかですが、とにかく! 前回の熱海に続き、四万温泉に行くことになったのです。
今回は、出来るだけ全員を入れるというか、 続けて参加できていないMさんが参加できる日程にしよう!と、 月に一回しか土日がきっちり休みにならない彼の予定が中心でした。
だから逆に、この日程に参加できないMさん以外の人は不参加で、という事に。 ある意味、ストイックな誘い方になっちゃったね〜(笑)
この温泉メンバーとは、関東近県に住んでいるものがほとんどなので、 横浜やら千葉やらから集まったりするので、今回は、上野駅集合となりました。
そして、第二段階で高崎で合流。
高崎から吾妻線に乗り換えて、中之条駅で下車です。
ここでさらに合流するはずだったのですが、うまく会えずにバラバラに現地へ。
携帯って持っていればこういう時に連絡に使えて便利だけど、 電車に乗っている時とかは使えないし、やっぱり難しいよね。
今日の宿は、四万温泉、老舗の旅館である積善館です。 http://www.sekizenkan.co.jp/ ここは、いくつかの建物で構成されていて、其々の趣が違います。
JR東日本のポスターにも使われていて、国の登録文化財になっているお風呂。 情緒あふれる本館前は、明治期を舞台にしたドラマにも使われています。
どこに泊まるかで食事内容も変わってくるのですが、 本来、安くしたい私たちとしては、もともと湯治場だったという温泉地。 そして、本館と新館があるなら、本館に泊まらんでどうする??という単純な図式ができあがり、 安〜い本館に泊まることになりました。
大広間で仕出し弁当みたいな食事を広げて食べるのですが、 どうせ、大人数ですからね。12名! 一部屋に入れるのも大変ですから、まぁこれでよかったと。
正直なところ、お弁当で寂しいものになりそうだって聞いていたのですが、 それほどひどい食事では無かったですよ?(笑) あの温泉と、部屋と、この食事で、この値段。 本館に泊まるのならば、妥当なレベルと思いました。
さて。 皆で宿泊と言えば、酒盛りが当然なので、三部屋あるうちの一室に集まり、 持ち込んだ各種地酒と美味い肴を食べながら酒盛りの開始です。
どんなところなんだろう〜?って初参加した人がいたので、 自己紹介がてら、次回の温泉地はどこにするのか、したいのか、 と意見を言ってもらうことになりました。
しかし、12人もいると、最後まで回ってくるまでに、 結構酔っ払ってしまう人がでてきてね。もう大変。 大笑いの時間でした(笑)
周りの人には迷惑だったみたいですけれどねー。ドンドン叩かれちゃったし。 いやーでも。彼らも枕投げとかやってたみたいだけれどね。 大学生なんだから枕投げはもう止しておけよ。って思いましたが(笑)
お勉強会、ぶっちして参加して良かった。 とても楽しかったですもの(笑)
テレビの話ではなく。 ちなみに、白黒の世代ではなーい。覚えておらん、そんな時代。
高校1年生の時、憧れていた先輩がいました。 ウチの卒業式は3月1日。 偶然か、その先輩の誕生日も3月1日。
彼女になりたいとかそういう気持ちも出ないほど、単純に憧れていた存在。 ただ、何かを渡したくて、私の存在を覚えていて欲しくて。
とにかく卒業式で、先輩と話す口実にとお花屋さんに行って花束を買う事にした。
友達と一緒に地元で一番大きい花屋に入り、物色。 スイートピーやカーネーションなど、 可愛らしいふわふわとした淡い色の花が並ぶ中、 どうしてもそういう花が選べない私。 先輩っぽくないなー。 と思っていた私に、飛び込んできたのが“白いカラー”でした。
こんなにまっすぐで、シンプルな花。真っ白で、グリーンで。
問題は、カラーの特徴であるあの長い茎を生かした花束が作れるか?
そして、選ばれたパートナーが“こでまり”。 こでまりってご存知?簡単に言うと「枝」です(笑)
いやぁ。でかいッスよ。このペアは。 カラーを5本。こでまりを1本。 たったこれだけなのに、全長は1mを超え、幅も優に数10cm。
さすがに当日、コレを見たときには引きました。 つーか、引かれちゃうかもナーって思いました(笑) 友達にもびっくりされたし。
でも、本当にシンプルで、白とグリーンのすっきりとした花束でした。
当日、こんなでかいの渡された先輩も驚いただろうけれど、 持って帰ってこられた御母さまもびっくりされたでしょう。 お花の先生でいらっしゃるという話だったので、適宜アレンジしていただけたとお思いますが。
もらってくれた先輩の顔。 卒業式と誕生日と1年間の感謝と、 いろいろ混ぜたら大きな花束になってしまって・・・ そういう私の話をニコニコと聞き、 もらっている現場を押さえられ、友達にからかわれつつも、 得意げに花束を見せる先輩の顔。
決して、人の好意を無にしない、 人に嫌な思いをさせないよう気を使う優しい人でした。
私の中の懐かしい思い出。
それから。という訳ではないのですが、 なんとなく見つけると買いたくなってしまう思い出の花です。
ちなみに先輩ともまだ年賀状のやり取りは続いているんだよー。すごい? すごく遠くに就職しちゃったから会うことはできないけれどね。
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