独り言
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2005年05月28日(土) 『acidrain』 #11/永遠に続く今日

彼等の生活を羨んだところでどうなる訳でも無いのはわかっている
それでも僕はいつだって夢見てしまうのだろう
これからだってきっとそうだ

毎朝必ず思うことがある「また今日が僕という退屈で塗り潰されてしまうんだね」



時刻はAM8:13

コーヒーはすっかり冷えきってしまった


身仕度を整え
防雨服を身にまとい
僕は扉の前に立つ

この扉を開けた時から
僕の退屈な日常は崩壊し
その先で待つ終わりへと向けて急速に加速していく


そんな事等知る由も無い僕は
まだ開かない目を擦りながら
溜息の向こうの扉を開けた


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