独り言
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2006年03月27日(月) acidrain #2-3/ある事実

一歩坂を登る毎に防雨服はその重みを露にし
薄れる体力と比例する様に吹き出す汗の量は増していく


何故レインソースがこんな高台に設置されているのか?


そんな事を考えた時もあったし
その理由らしき物を耳にした過去もあったかもしれないが
今となってはどうでもいい事

ある一つの事実として
レインソースは高台に位置し
そこへ通じるこの急な坂を登らなければ
僕は職を失い
二度と飯が食えなくなる

それだけの事


いつだって現実だけが確かで
それ以外は無だ


この世界にあって
考えるという行為は

罪に等しい


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