2004年04月09日(金) |
英語を日本語にするのって難しい |
翻訳の課題と格闘中。
ちなみに私が受けているコースは、基礎文芸翻訳。 英文を読んで情景はありありと目に浮かぶのに、これを原文から外しすぎずに日本語に訳すのって本当に難しいです。 もちろん、淡々とした日本語にだったら同時進行で訳せるけれど、やっぱ文芸なんだから、訳した日本語を読んでも、原文を読んだときと同じように情景が目に浮かんでほしい。
なんだってまた翻訳の勉強なんかを始めたかというと、 まあ、理由はたくさんあって書ききれないし、人に言いたくないこともあるんだけど、簡単に言ってしまえば“文章を書くのが好き”だから。 もちろん日本語ね。 (けど、英文で自己表現をする楽しさもカレッジのライティングクラスで知ったので、これはこれで勉強し続けます)
あともう一つ。 小さい頃から読書好きだったのに、翻訳物はキライでほとんど読まなかったのね。 もちろん今になって思えば、すごくいい翻訳作品もたくさんあるとわかってるよ。 でも、SFが大好きだった子供の頃、今から2、30年前の○ヤカワ文庫の翻訳小説って、すごく読みにくい日本語だと、子供ながらに思ってしまったのです。
そもそも小説なんて娯楽なんだから(いい意味でね)、10代の子がつるつると読める文章、ぐいぐいひきつける文章であってほしいと思うわけ。 だから、自分でも書いてみたかった。 つるつる読める日本語に翻訳することが、どんなに難しいかトライしてみたかった。
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