* HOMEWORK DIARY *

2004年08月26日(木) カレッジで英語を勉強する理由

今のアドバンス・カンバセイションのクラスには、日本人が3人います。
私と、最初のクラスからの友達、カオリさんと、もう1人はこれがカレッジで初めて受けるクラスという子持ちのお母さん。
その初めての人に、今日、「ライティングクラス取ってるんでしょ?大変?宿題いっぱい出る?」と質問されました。


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ほかにもいろいろ聞きたかった様子でしたが、私はキャンパスの移動があるのでそそくさと教室を出ると、夜、彼女からメールが来てました。
なにやら、ライティングクラスを取りたいけど、ちょうどいい時間のクラスが満席で、他のクラスをとろうかどうしようか迷っているんだとか。
で、電話してあげました。

うーん、なんだかね……なんだかなぁ、という感じでしたよ。
彼女、アメリカ在住6年で、これまではアダルトスクールで勉強してたそうで。
カレッジのプレイスメントテスト(レベル分けテスト)を受けたら、アドバンスだったからこのクラスを取ったそうだけど、今日の授業で先生から、
「コアクラスのライティングを終了しないとESLから出られない」と聞いて、ライティングを取ろうとしてるそうな。

「家や子供のこともあるし、カレッジディグリー(卒業)が欲しいわけじゃないから、必死になって勉強したくないのよね。」と言う彼女。
「じゃ、ノンクレジット(単位なしの傍聴生)に変更してクラス取れば?」
「でも、そうすると、単位も何も残らないわけでしょう?」
「ディグリーが必要ないんなら、単位も必要ないんじゃない?」
「けどさぁ、ESL終わらせて、その上のEnglishで単位とって、それからやっと一般教科が始まるわけだし」
「いや、留学生じゃなくてレジデント(アメリカ住民)なんだから、今だって一般教科受けられるよ。それに、Englishのクラスを取りたいなら、ESLをコンプリートしなくても、Englishのプレイスメントテスト受ければクラス取れるし」
「またプレイスメントテスト受けるのぉ?それはやだなぁ」
「………ESLのライティングクラスってさ、一般教科でのレポートの書き方を勉強するんだよ」
「それって、たとえばビジネスレターを書く時なんかも役立つよね?」
「いや、役立たないと思う。あくまでも、大学に提出する論文のフォーマットにのっとった書き方だから」
「そうなんだ。でも私、英文書くの苦手だから、少しでも書けるようになれば嬉しいじゃない?」
「………宿題、いっぱい出るよぉ」
「それは困るわぁ。子供、高校生なんだけど、結構大変なのよ。毎日昼寝もしたいし。あなたは若いからいいけど、私なんかもうトシで、最近、目もしょぼしょぼして教科書もよく見えないの」
「………私はライティングの課題のために、何度も徹夜したけどな。それに私も若くないよ。39だし、このメガネも老眼鏡だよ」
「そう!私には徹夜なんて無理無理!そこまでがむしゃらに勉強する気はないわ。ところで、カレッジを卒業するには、何単位取ればいいの?」
「それはメジャーによって違うから、ブックストアでクラスカタログって本を買うといいよ。5ドルぐらいだから」
「有料なんだ」
「………あのさ、アダルトスクールも悪くないよ。私もカレッジと掛け持ちで通ってたことがあるけど」





さらに、私に電話を切りたくさせた一言。




ダンナがアメ人だろうとなかろうと、人それぞれに事情ってもんがあるんだよ!
私はカオリさんの事情を知ってるもんで、ちょっとブチッときて、
「私、そのセリフは絶対に言わないことにしてるよ」
と言ってしまいました。

アメリカに6年も住んでいても、まだわからないんですかね。
外国に暮らして、その社会に出て行く厳しさを。
ま、しょせんは“ひとごと”なんですがね。
……次回から、席離れとこ(笑)


今日は愚痴モードですんません。


■本日のHOMEWORK
Conversation: Read&Do textbook p.15-27
Jazz Piano: Do exercise 『Tune Up』,『Basically Bluse』


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