2004年08月27日(金) |
もう、泣いてすがりたい気分よ |
今日は姉妹校のSaddleback collegeで、アドバンスESLのListening and Note-takingの授業でした。 このクラスがどんな勉強をするのかもわからないまま、リスニングに自信がないのでレジストしたんですが……。 アカデミッククラス(ESLではない、アメリカ人と一緒の授業)での、ネイティブスピーカーの英語の聞き取りと、教授のレクチャーを聞きながら、要点を的確につかんでノートを取る訓練をするためのクラスでした。
10人ほどの小さなクラスで、去年の秋セメの同校で受けたアドバンス・マルチスキルスで同じクラスだった、タイ人のパナ・アポンも一緒でした。 どうやら、私とパナ・アポン以外は、みんなメジャーを取っている様子。 そんな中でビクビクしながら、パナ・アポンと並んで座っていました。
授業はいきなり、模擬レクチャーのノート取りと、何千万何億何兆やフィート&インチ、分数など、普段なじみのない数字の聞き取り。 聞き取れ度50%以下の私とパナ・アポンは、このクラスについていく自信をすっかり失って凹んでいたのだけど、先生がとてもとてもとーっても優しい人で、私たち外国人がアカデミッククラスで抱く不安や緊張をよく理解してくれていたのが救いです。
「最初は『全然聞き取れない!』って感じる人のほうが、セメスターの終わりには、すごく成長しているものよ」って。 それから、 「絶対に大丈夫だから、私を信じてこのクラスを続けて」って。 授業が終わってからも教室に残って、私とパナ・アポン、それから、数学を取っている韓国人の男の子に、 「アカデミッククラスでは、外国人は一番後ろの席に座りがちだけど、一番前に座りなさい」とか、 ボキャブラリーを増やすための単語カードの作り方、桁数の多い数字の読み方、自乗やルートなど数学用語の読み方などを教えてくれました。
ああ、ほんと、この人が先生じゃなかったら、私は迷わずこのクラスをドロップしたでしょう。 先生の言葉を信じて、やれるところまで頑張ってみます。
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